日本通運は6月17日、業務用ノートパソコン1台と外付けハードディスクドライブ1台の入った鞄を電車内に置き忘れ、紛失するという事故が発生したと発表した。
紛失したノートパソコンと外付けハードディスクドライブには個人情報が含まれているが、現時点では、情報漏洩、不正利用などの事実は確認されていない。
個人情報は隅田川支店で2007年4月から2010年9月、北千住支店で2010年10月から2011年6月の間に取引のあった、顧客情報約1100件(現時点)で、送受信した電子メール情報(氏名、メールアドレスなど)や見積書などの業務情報(氏名、住所、電話番号など)など。また、上記以外に同社の従業者情報も含まれていた。
同社隅田川支店(2007年4月から2010年9月)、北千住支店(2010年10月から2011年6月)と取引のあった顧客には、不審な電話・郵便物・電子メールなどによる勧誘に、十分注意するよう呼び掛けている。
同社ではこのような事態を招いたことを真摯に受け止め、再びこのような事案が発生しないよう、パソコンの持ち出し及び情報セキュリティについて再度、全従業者への周知・教育を徹底する、としている。