三菱ふそうトラック・バスは5月31日、国土交通省に「ふそうファイター」等のリコールを届け出た。
不具合の部分は原動機。原因をインジェクタの内部が粗悪燃料の使用等によって異常摩耗すると、燃料噴射量が増大し、ピストンに亀裂が発生して穴が開き、この穴開き部分から燃焼ガスがクランクケース内に漏れて内圧が上昇する。
そのため、ロッカーカバーからエンジンオイルが噴出し、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある、としている。
リコール対象車の台数は計5451台。これまでの不具合件数は11件、火災が5件、部分焼損が6県となっている。
型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/000145669.pdf