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米国/震災前後の米国向け貨物量の動向

2011年05月27日/調査・統計

Zepol (ゼポ) は5月27日、東日本大震災前後の米国向けコンテナ貨物量の動向を発表した。

それによると、日本港積みコンテナの変化では、2月19日から3月18日まで、3月19日から4月18日まで、4月19日から5月18日までの3段階でコンテナ量の推移をデータで示している。

3期間を通じての日本港全体では、5万3420TEU→5万1671TEU→4万9833TEUでわずかずつ減少している様子が分かる。震災前からは約7%減少している。極端なのが被災した仙台港で、1163TEU→220TEU→0と3月11日を境に大きく落ち込んでいる。東京港は1万5094TEU→1万4377TEU→1万4171TEU、横浜港は9174TEU→8069TEU→6273TEUとなり、3月11日を境に減少している。逆に神戸港は9148TEU→9521TEU→10577TEUと増加を続けている。

一方、釜山港経由(T/S)日本港発コンテナの変化では、日本全体では4669TEU→4785TEU→5572TEUと震災前より約19%増加している。釜山港へのシフトが進んだようだ。特に博多港は1985TEU→2199TEU→2314TEUと大きく伸びている。

なお、日本積み主要荷主50社の中の自動車部品・タイヤ、建機業界(35社)への影響では、35社合計では震災後の1か月では10%の減少、直近1カ月は震災前から5%減で推移している。

問い合わせ
日本:Zepol Japan
mnanseki@zepol.jp

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