日本郵船は5月10日、2001年に創設した中国・上海海事大学と大連海事大学での奨学金制度を2015年まで延長すると発表した。
<前列左から経営委員・中国総代表永井圭造、上海海事大学於世成学長>
この奨学金制度は、当初5年間の期間を2006年に両大学と中国・交通部からの強い要請に基づき2010年まで延長したもので、本来なら2011年で終了する予定だった。今回、引き続き強い要望があったことからさらに5年間延長することを決定したもの。
上海海事大学では36人、大連海事大学では40人の枠で前年度に優秀な成績を収めた学生や経済状況が困難な学生に、毎年奨学金が贈られるもので、日本郵船グループ企業の社会的責任に基づく社会貢献活動の一環として、支援を続けてきた。2001年の創設からこれまでに延べ509人に奨学金が贈られている。
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