日立情報システムズは5月6日、溶接により金属体に直接取り付け可能な金属製タグを開発したと発表した。
<溶接できる金属性タグ>
これにより、プラント設備、建設機械、燃料ボンベなどの機器に金属性タグを溶接して取り付けることが可能となり、設備管理用ソフトウェアと組み合わせて利用することで、設備管理の効率化を実現できる、としている。
従来の金属製タグは、取り付け方法として、ネジ留めやブラインドリベット留めなどがあった。しかし、ネジ留めやブラインドリベット留めの場合、対象となる金属体に取り付け用の穴を精密に準備する作業が必要で、取り付けが容易ではなく、取り付け後も脱落の恐れがあった。
顧客からは金属製タグ活用の場合に、より容易かつ強固に取り付けるために、溶接可能な金属製タグの開発要望が寄せられていた。