LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





キムラユニティー/特別損失を計上、通期予想修正

2011年04月15日/決算

キムラユニティーは4月15日、2011年3月期決算において、子会社株式に対する投資損失引当金繰入額を特別損失に計上することに加え、東日本大震災による影響等により、2010年5月11日に公表した、2011年3月期(2010年4月1日~2011年3月31日)の通期業績予想を修正すると発表した。

それによると、連結子会社の KIMURA,INC.(米国)において、米国市場での自動車関連事業の低迷等の影響から、受注の落込み等による業績悪化に伴い、当期損失を計上することとなった。

これに伴い財務の健全性を確保する観点から、当期において同社株式に対し、投資損失引当金繰入額1億5400万円を特別損失に追加計上することとした。

また、業績予想修正は、東日本大震災の発生による主要顧客を中心とした工場等の稼働停止の影響から、作業量が大幅に減少したことで、売上高、営業利益は前回予想を下回るものとなっている。

一方、経常利益は持分法投資利益の増加等により、前回予想を達成するとみている。

2011年3月期通期連結での業績予想は、前回の売上高予想356億円、営業利益10億6000万円、経常利益10億5000万円、当期利益5億5000万円を、今回修正し、売上高354億円、営業利益9億8000万円、経常利益10億5000万円、当期利益を5億5000万円と見込んでいる。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース