日本通運が1月31日に発表した2011年3月期第3四半期の業績は売上高1兆2134億6700万円(前年同期比3.9%増)、営業利益249億4100万円(11.1%減)、経常利益319億1000万円(24.4%増)、当期利益101億200万円(21.9%減)となった。
運送事業では、国内の輸送需要の減少により、複合事業、警備輸送、重量品建設の各セグメントで減収となったが、航空・旅行セグメント、海運セグメントと海外の各セグメントは、海外経済の回復を受け、増収となった。
また、販売セグメントにおいても輸出関連企業の回復により梱包事業等が伸張した。
通期の業績予想では、売上高1兆6160億円(3.0%増)、営業利益385億円(2.6%増)、経常利益450億円(19.2%増)、当期利益170億円(35.3%増)の見通し。
セイノーHD/4~12月の売上高3.0%増、営業利益16.1%減