センコー、蝶理、大揚企業集団の3社は1月24日、2005年8月に設立した合弁会社「大連三興物流」が、かねてから建設を進めていた「第2物流センター」を完成し、1月25日から営業開始した。
<第2物流センター>
「第2物流センター」は、アパレル製品だけでなく、ケミカル製品、電子部材、住宅資材、医療器具等の保管業務、通関業務、NVOCC業務など、中国国内向け保管・配送拠点および第3国へのハブ拠点として運営を行う予定。
大連三興物流は、大連大窯湾保税港区内に2007年9月に稼働した「第1物流センター」で、アパレル製品の流通加工や日中一貫物流サービス等を展開している。
大連三興物流では、この大連保税港区税関から「集中通関」資格を取得し、物流サービスの差別化を図るとともに、更なる拡大を図るため、「第1物流センター」の隣接地に「第2物流センター」を開設したもの。
なお、大連地区には、センコーが出資する大連保税区貝思特(ベスト)国際貿易物流の物流センターもあり、今回の物流センターは大連地区で3棟目となる。
■施設の概要 (大連第2物流センター)
所在地:中国遼寧省大連市
敷地面積:3万6729㎡(1万1149坪)
建物構造:鉄筋コンクリート造2階建て
延床面積:1万2063㎡(3655坪)
竣工:2010年12月30日
営業開始:2011年1月25日
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