伊勢丹、三越/サプライチェーン改革加速、2013年度に連結営業益750億円目指す

2007年10月05日 

(株)伊勢丹と(株)三越は10月4日、経営統合の方向性と推進体制を発表した。両社の連結営業利益(平成19年度)は伊勢丹310億円、三越120億円の計430億円となる見込みだが、統合6年後の2013年度には合わせて320億円積み増し、750億円の利益水準を目指す。

750億円の利益水準を達成するため、①営業基盤を統合することによる顧客満足の向上で100億円②東京と全国主要都市での顧客基盤確立で120億円③周辺事業の統合とコスト削減の取り組みで100億円――をそれぞれ積み増す。

営業基盤統合の取り組みとしては、三越の店頭業務に伊勢丹の情報システム、業務フローなどの営業基盤を導入することで、サプライチェーン全体の改革の速度を増し、売れ筋商品の確保や新規プライベートブランドの開発などを通じ顧客満足、売上高と差益率の向上を図る。

東京など主要都市での顧客基盤確立に向けては、両社店舗の併存する新潟エリアを先行的取組に位置づけ、2008年度をめどに両店のブランドを活かし、効率的な運営体制構築に着手する。当面は、イベントの共同企画など営業面での取組み、物流をはじめとする後方業務の一体化などを検討、ほかの並存エリアにも展開する。

コスト削減では、グループ全体の経理・労務サービスのシェアードサービス化の推進、物流機能の統合、ビルメンテナンス・管理機能の統合、三越の購買ノウハウの活用などにより、コスト削減と経営効率の向上を進める。

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