兵機海運が5月13日に発表した2021年3月期決算によると、売上高130億100万円(前年同期比7.0%減)、営業利益1億8600万円(31.6%減)、経常利益2億900万円(34.2%減)、親会社に帰属する当期純利益3億2400万円(100.2%増)となった。
海運事業は、内航事業が売上高56億1100万円(12.8%減)、営業利益1億1500万円(32.6%減)だった。
鉄鋼が国際的な需給バランスの影響を受け、国内需要の回復も鈍く、厳しい状況で推移した。
外航事業は、売上高11億9500万円(29.5%減)、営業利益1500万円(59.3%減)となった。
取扱量の減少や輸送ロットの縮小が売り上げに影響し、社船コスト見直しや管理コストの節減に努めたが、輸送量の減少が大きく響き、減益だった。
一方、港運・倉庫事業では、港運事業が売上高47億5100万円(6.6%増)、営業損失1200万円(前期の営業利益:4500万円)だった。
倉庫事業は、売上高14億4200万円(3.6%増)、営業利益6700万円(404.8%増)だった。
次期は、売上高135億円(3.8%増)、営業利益2億円(7.5%増)、経常利益2億円(4.6%減)、親会社に帰属する当期純利益1億4000万円(56.8%減)を見込んでいる。
東陽倉庫 決算/4~6月の売上高3.7%増、営業利益31.5%減