トヨタL&F/物流現場の自動化目指し、最先端のAGVとAGFをデモ

2020年02月07日 

豊田自動織機のトヨタL&Fカンパニーは2月7日、千葉県市川市のカスタマーズセンター東京で、「最新のオートメーション技術について」と「安全への取り組み」を発表した。

<右からトヨタL&Fカンパニーの水野陽二郎プレジデント、日通の中野部長、トヨタL&FカンパニーR&Dセンターの一条恒センター長>

右からトヨタL&Fカンパニーの水野陽二郎プレジデント、日通の中野部長、トヨタL&FカンパニーR&Dセンターの一条恒センター長

社長によるあいさつ、技術担当の技術説明、日本通運による事例紹介、そして、デモ機実演とプログラムは続いた。

あいさつに立ったトヨタL&Fカンパニーの水野陽二郎プレジデントは、「2025年、労働者不足は600万人にもまでなると予測されている。その労働力不足を補うため、ダイバーシティ化の流れや、働き方改革の加速が進められている。一方で物流分野では、Eコマースの伸長により、配送の小口化、スピード化など顧客の要望も高度化し、物流業界の負担は増大している。それに対する解答の一つがオートメーション技術による自動化だ。他社をも巻き込んだオープンイノベーションにも取り組み、誰でも活躍できる開かれた物流現場を実現したいと考えている」と述べた

最新のオートメーション技術について、R&Dセンターの一条恒センター長は「現在は外部環境の大きな変化、物流の量的変化、物流の質的変化が起きている。そのため経産省が提唱している方針にスマート物流にソサエティ5.0がある。我々が描く物流はこのソサエティ5.0に準拠するもので、全ての情報を取り上げ、ビッグデータとしてAIが判断し、指示を出す社会の革新となるもの。物流では全ての人がネットに繋がり、工場出荷から自動配送で誰でも必要な時に必要な場所でモノを受け取れる時代が実現できるものと考えている」と話す。

なお、日通のロジスティクスエンジニアリング戦略室の中野喜正部長からは、札幌支店の倉庫で自動走行フォークリフト(AGF)自動化システムを本格稼働させた事例を紹介。夜間出荷準備作業の無人化を実現したと説明した。

そして、今トヨタL&Fカンパニーとして取り組んでいるのが、知能化した自動運転のフォークリフトの開発だという。デモで公開したのは、AGVのRinovaで自動でも手動でもボタン一つで切り替えできる。

また、自律モバイルロボット「AiR-T」は、自律走行に加え、人の異動に追従する機能を備えた荷台付きロボットで、主にピッキングの作業付加を低減する。

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