トヨタL&F/フォークリフトに一部安全運転支援機能を標準搭載

2020年02月07日 

トヨタL&Fは2月7日、主力商品である1.0~8.0トン積エンジンフォークリフト「GENEO(ジェネオ)」と1.0~3.5トン積電動フォークリフト「gene B(ジェネビー)」に、4月1日より、一部安全運転支援機能を標準搭載すると発表した。

<gene B(写真は1.5tタイプ)>

gene B(写真は1.5tタイプ)

<GENEO(写真は3.5tタイプ)>

GENEO(写真は3.5tタイプ)

従来オプション設定としていた安全運転支援機能の中から特に「走行制御」と呼ばれる機能を、主力フォークリフトに標準搭載することにした。具体的には、最高速度を管理者が設定した速度以下に制限する機能や、積荷の状態(揚高と荷重)を検知し車両の加速/減速を自動的に制限する機能等。例えば、オペレーターがあせって作業を行い、積み荷を高く上げたままアクセルを急激に踏み込むような誤操作をした場合でも、安定した走行・作業を維持するよう制御する。

標準搭載する主な安全運転支援機能の一つが「速度管理機能」。管理者等があらかじめ最高速度を設定しておくとその速度以上で走れなくなる機能。オペレーターは速度超過に気を配る必要がなくなり、管理者も速度違反を警戒する必要がなくなる。対象車種はGENEO(gene Bには既に標準搭載)。

また、「荷崩れ防止のための加速/減速制限機能」もその一つ。オペレーターが積み荷を高く上げたままの状態で、アクセルを急激に踏み込む(離す)、またはアクセルを踏み込んだままディレクションレバーを走行位置に入れる、といった誤操作を行った場合でも、加速/減速を制限することで安定した走行・作業に寄与する機能。対象車種はGENEO, gene B。

トヨタL&Fは、これまでも、顧客の物流現場における、「安心・安全」をサポートしてきた。1998年より、旋回時の安定性を確保(後輪スイングロック制御)する機能や、高揚高時のマスト角度を自動で制御(マストティルト制御)する機能など、「車両の転倒」・「荷崩れ」の防止に貢献する当社独自の安全システム「SAS(System of Active Safety)」を主力フォークリフトに搭載し、多くの顧客に安全を届けている。今回標準搭載する安全運転支援機能との相乗効果で、フォークリフトによる事故抑制に一層貢献できるとしている。

現在、自動車業界では、「自動ブレーキ」や「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」等、先進安全技術を搭載した「安全運転サポート車」の普及が促進されるなど、交通事故の未然防止対策が進んでいる。物流業界でも、作業現場での安全意識の高まりを背景に、「安心・安全」な操作をサポートする機能を搭載したフォークリフトの普及促進が、メーカーに求められていた。。

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