SGHD/17.1万m2の次世代型大型物流施設を江東区新砂で竣工

2020年01月29日 

SGホールディングスは1月29日、東京都江東区新砂で建設中だった次世代型大型物流施設「Xフロンティア」が1月31日に竣工するとし、その前に内部の様子を報道陣に公開した。

<Xフロンティア外観写真>

Xフロンティア外観写真

<Xフロンティア外観写真 会社のロゴが入った面より>

Xフロンティア外観写真 会社のロゴが入った面より

<6階のSGHグローバルジャパンの入口付近>

6階のSGHグローバルジャパンの入口付近

Xフロンティアの投資額は総額840億円。このうち、マテハン機器に260億円を投じる予定だ。竣工前だけに、マテハン機器類の導入はまだで、5月頃から順次稼働する予定。1~4階の大規模中継センターは2021年1月稼働予定だ。

Xフロンティアには、通過型物流センター(TC)と在庫型物流センター(DC)、さらに、グループ各社の多様な物流機能が交わり、物流の新たな可能性を切り開く拠点という意味が込められている。Xフロンティアでは、顧客と社会に対して3つの価値を提供するとしている。

<Xフロンティアが提供する3つの価値>

Xフロンティアが提供する3つの価値

1つ目の価値は「輸送能力の進化」。XフロンティアのTCは、296か所のトラック着車バース(荷降ろし60か所、積み込み236か所)を有し、5種類の最新自動仕分け機によって1時間あたり約10万個の荷物を最大236方面に仕分ける高い処理能力を持つ。

この処理能力によって関東の複数の中継センターを集約し、輸送スピードとキャパシティの向上、幹線輸送トラックの台数削減と積載率向上を実現し、顧客に高品質で安定した輸送サービスを提供する。

2つ目の価値は「新たなソリューション」。TCとDC、さらに、国際物流、大型・特殊輸送、ECプラットフォームといったグループ各社の物流機能を融合することで、新たなソリューションの創出が可能になる。

例えば、SGHDグループでは、加工や仕分け、発送にいたるまで、通常は複数拠点で行う物流工程をワンストップで対応可能だが、Xフロンティアでは中継機能の処理能力アップや、最新の物流ロボットによる自動化・省人化により、さらなるリードタイムの短縮、コスト最適化、環境負荷低減などを実現する。さらに、国際・大型・特殊輸送もワンストップで対応可能となり、これまで以上に顧客に対する提案領域が広がる。

3つ目の価値は「SDGsへの貢献」。事業活動を通じた環境負荷低減と職場環境改善も、Xフロンティアによって実現される。環境負荷低減としては、中継センターの集約による幹線輸送トラック台数の削減とともに、屋上に設けた約250台分の大型車両駐車場による周辺渋滞の抑制により、発生するCO2の削減が見込まれる。

また、職場環境の改善としては、荷降ろしバースを増やすことで幹線輸送トラックドライバーの待機時間の短縮を図る。また、自動仕分け機や物流ロボットの導入により、従業員の作業負荷低減も実現する。

施設のフロアマップによると、6階の半分がテナントスペース(IHI)で、残りがSGムービング使用倉庫。5階はSGHグローバル・ジャパン使用倉庫と佐川グローバルロジスティクス使用倉庫となる。1階、2階、3階、4階は佐川急便の大規模中継センターとして利用する予定だ。

<Xフロンティアのパネルを前でSGHDの荒木社長>

Xフロンティアのパネルを前でSGHDの荒木社長

SGHDの荒木秀夫社長は「佐川の総合力がXフロンティアに集結した。マテハン類はこれから導入するが中継センターには1時間あたり10万個を処理できる自動仕分け機や最新の自動化機器を取り揃え、3つの価値を提供し、顧客の多様なビジネスに応えていきたい」と話した。

<5階の倉庫部分>

5階の倉庫部分

<屋上部分。奥の右側部分の建物は天空レストランとなる予定>

屋上部分。奥の右側部分の建物は天空レストランとなる予定

<屋上には緑化ゾーンも設けてある>

屋上には緑化ゾーンも設けてある

■施設概要
名称:Xフロンティア
所在地:東京都江東区新砂3-2-9
アクセス:東京メトロ東西線「南砂町」3番出口より徒歩4分
首都高速湾岸線「新木場」約3.3km、首都高速9号線「枝川」約2.8km
敷地面積・延床面積:敷地面積7万3261m2、延床面積17万1029m2
構造・規模:鉄骨造7階建て
竣工:2020年1月31日
入居会社(テナント除く):佐川急便、SGムービング、佐川グローバルロジスティクス、SGHグローバル・ジャパン
その他:IHIとの共同所有物件

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