いすゞ/大型トラック「ギガ」に歩行者検知機能付ブレーキを装備

2019年12月27日 

いすゞ自動車は12月26日、大型トラック「ギガ」を改良した。

<改良した大型トラック「ギガ」>

改良した大型トラック「ギガ」

今回の改良では、「ぶつからない」を目指して、歩行者検知機能付プリクラッシュブレーキ(衝突被害軽減/衝突回避支援)など各種先進安全装備を拡充した。

「つかれない」を目指して、快適性・居住性向上のアイテムを追加。さらに、「こわれない」を目指して、コネクテッド機能を進化させ、遠隔地でも確認可能な車両モニタリング項目を拡充した。

<主な先進安全装備>

主な先進安全装備

先進安全装備では、横断歩行者まで検知範囲を拡大したプリクラッシュブレーキをはじめ、全車速域に対応したミリ波車間クルーズ、可変配光型LEDヘッドランプやブラインドスポットモニター、ドライバーステータスモニター等を搭載し、安全性能を向上した。

歩行者検知機能付プリクラッシュブレーキ(衝突被害軽減/衝突回避支援)は、従来の標準カメラとミリ波レーダーによる二重検知に加え、新たに広角の単眼カメラを追加し、レーダーの検知角度を広角化することにより、横断中の歩行者や自転車まで検知範囲を拡大した。

これらの性能向上により、低速で走行する先行車や歩行者に対し、衝突のおそれが高まると、車間距離警報を作動させ、ドライバー自身によるフットブレーキ操作を促す。

その後、場面がさらに危険な状況に進行した場合には警報に加えてブレーキがフル制動し、衝突回避をサポートする。追突が避けられない場合は、ブレーキを作動させ衝突速度を低減し、被害の軽減を行う。

全車速ミリ波車間クルーズは、設定した車間距離を維持するように自動的に加速・減速を行う従来のミリ波車間クルーズIIの機能を拡張し、停止・発進まで含めた全車速域(0km/h~90km/h)での制御が可能にした。

高速道路の渋滞時のアクセル操作が従来比で大幅に低減し、疲労軽減できる。広角の単眼カメラと前方ミリ波レーダーの検知角度を広角化することにより、割り込み車をいち早く検知し、より適切な車速制御が可能となった。

可変配光型LEDヘッドランプは、ハイビーム走行時、先行車や対向車の光をカメラで検知し、光が当たる箇所を自動的に遮光する。

自車速に応じた集光(高速)・拡散(低速)制御や、国内トラックでは初めてコーナー方向に集光する電子スイブル制御を搭載した。

ドライバーステータスモニター(DSM)は、ドライバーの脇見、開眼、運転姿勢の状態をピラーに搭載されたカメラでモニターし、前方への注意不足を検知すると警告を発し、注意喚起し、居眠り運転等の事故抑制ができる。

ブラインドスポットモニター(BSM)は、新たにキャブの四方に近距離ミリ波レーダーを配置し、死角エリアの自転車や歩行者、自動車、バイクを検知してアラームとピラー部の警告灯でドライバーに警告する。

右左折時の自転車や歩行者の巻込みや交差点での出会い頭、車線変更時などの事故抑制に効果を発揮するという。

目標販売台数はギガシリーズ全体で年1万台。東京地区希望小売価格は23,617,000円(税抜き)。

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