商船三井/次世代型機関故障予兆診断アプリの共同検討開始

2019年12月25日 

商船三井は12月24日、ClassNKコンサルティングサービス(NKCS)、IHI原動機、および三井E&Sマシナリーと共同で次世代型機関予兆診断アプリケーションの開発に取り組むことで合意したと発表した。

開発を目指す次世代型機関予兆診断アプリケーションは、NKCS提供の機関状態監視システム“ClassNK CMAXS LC-A/e-GICSX”(CMAXS)とICT活用による安全運航強化と環境負荷低減を目指す商船三井のFOCUS(Fleet Optimal Control Unified System)を融合させるものであり、最新のヒューマンフレンドリーな人工知能(Explainable AI:XAI)の新規実装も含めた、その名も“Fleet Guardian”の開発に向け、4社ONE TEAMで取り組む。

Fleet Guardianを通じて本船上の機器の状態を陸上の支援要員と本船がタイムリーに共有することにより、本船のダウンタイム(不稼働時間)の撲滅とさらなる安全運航強化を目指す。

共同検討に関する各社の取り組みは、商船三井が運航、機器整備の知見と使用に関するフィードバックを提供。NKCS、三井E&Sマシナリー、IHI原動機は、フィードバック情報によるCMAXSの故障予兆診断制度向上。最新のヒューマンフレンドリーなXAIとのインターフェースなどを新規実装する。

Fleet Guardianでは自動(予兆)診断結果と実際の運転状態の整合化を継続的に行うことで予兆診断の精度と速度が向上する仕組みの構築を目指すほか、乗組員の教育にも貢献する機能を組み込む。CMAXSが自動診断結果を本船乗組員に容易に理解できるように設計し、使えば使うほど機器に対する知見と理解が深まる仕組みを目指す考えだ。

ユーザーとメーカーが一体となって運用するシステムを構築することで、システム自体の継続的な精度向上と共に機器の状況変化に対する乗組員の理解を深めることで、機関故障によるダウンタイムZEROを目指す。

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