アシスト/センコー情報システムのデータ連携処理基盤に採用

2019年12月24日 

アシストは12月24日、同社が提供するデータ連携ツール「DataSpider Servista」が、センコーグループのIT部門を担うセンコー情報システムが構築した、グループ企業の社内システムとEDIサービスをつなぐデータ連携処理基盤に採用されたと発表した。

2017年7月、センコーグループの総合物流企業であるランテックでは、激動する物流業界への対応力やビジネスの柔軟性を高めるため、従来オンプレミスで運用していたEDI/EAI業務をクラウド環境へシフトする、次世代EDIサービスの導入を決定した。

このシステム開発を担ったセンコー情報システムが、導入にあたりAWS上に構築するWMS(倉庫管理システム)とのデータ連携処理基盤構築での制約条件は「検討開始から本番稼働まで約7か月という短期間でのシステム構築」、「クラウドの強みであるスモールスタートでの実装」「プロジェクト推進メンバーの増員は不可(現有戦力で賄う)」、「業務サーバとのデータ交換はAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)で実施」、「現行処理の開発言語(COBOL)は利用しないこと」の5点。

データ連携処理基盤の選定にあたって、EDIサービスを提供するインテックからの提案も後押しとなり、DataSpider Servistaが採用された。主な選定理由は3点あり、1.GUIによるノンプログラミング開発によりデータ連携処理の実装が容易であること、2.課題であるAmazon S3との連携がDataSpider Servistaの提供アダプタで解決されること、3.GUI開発により一定のプログラム品質が担保されることが挙げられる。

2018年2月、新システムが本番稼働した。これにより、アシストのサポートサービスの活用により、当初2か月の想定開発期間が約1か月に短縮。熟練のCOBOLエンジニアから入社2年目の若手社員まで、キャリアに差があっても、品質の高いシステム開発を実現した。また、開発担当者全員が、平均2人日につき1スクリプトを開発することで、通常業務と並行しての開発であったが、1年間で58スクリプトの開発を達成。1日約6000件、年間約200万件のトランザクション処理を実行する中、障害の発生は通信の不安定性に起因するわずか2件にとどまり、極めて安定したシステム連携を提供した。

センコー情報システムは、このデータ連携処理基盤の開発/運用実績を高く評価し、自社で新たに導入するEDIサービスとのデータ連携処理基盤にもDataSpider Servistaを採用することを決定した。同社は、自社システムのクラウドへの移行も推進しており、新たに構築する環境はAWS上にDataSpider Servistaの冗長化構成を整備する先進的な取り組みとなり、クラウドで提供されるEDIサービスとのデータ連携処理基盤としての活用も期待している、としている。

なお、「DataSpider Servista」は、システムの接続方法やフォーマットの違いを意識することなく、すばやく簡単に「つなぐ」ことができるデータ連携ソフトウェア。プログラミングの高い知識を必要としない GUI 開発環境を提供し、クラウドや SAP、データベースといった様々なタイプのデータを手軽に接続できるアダプタを介して、データ連携の自動化と業務の効率化を支援する。

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