国交省/東京2020に向け物流車両等の優先利用案内を実証実験

2019年12月13日 

国土交通省は12月13日、国立代々木競技場周辺の時間貸駐車場を予約専用駐車場に転換し、物流車両等を対象に優先利用案内した際の予約・利用状況の確認や現地運用方法の検証を行った結果を発表した。

<現地案内の表示と利用実績>

現地案内の表示と利用実績

<事前調査との比較>

事前調査との比較

<物流車両等の利用状況の変化>

物流車両等の利用状況の変化

これは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関する駐車場対策協議会が、大会期間中の輸送対策の一環として、空き駐車場を探して移動
する「うろつき交通」による交通渋滞等の抑制に向けて、会場周辺の駐車場
対策等の検討を進めている一環として行われた。

実験概要は、11月13日、14日に国立代々木競技場周辺で行ったもので、実験内容は時間貸駐車場を予約専用駐車場に変更し、物流車両等を対象に優先利用案内した際の予約・利用状況の確認や現地運用方法の検証。

検証内容は、物流車両等の利用状況の変化、時間帯予約実施時の運用対応 等で、対象駐車場及び運営事業者は、「タイムズ原宿第2」「リパーク神南第4」。

それによると、実験結果では、物流車両等の優先利用案内により、駐車場の利用は減少。物流車両等へ優先利用案内を実施することで、対象車両の利用割合が高まった、としている。

利用者(主に物流業界)からの主なコメントでは、「大会期間中に駐車場を予約して利用できる取組はありがたいので、是非進めてほしい」「4tトラック等の大型車両を使用するため、商業地域で駐車できるスペースがあるとうれしい」「時間帯予約は、午前と午後の予約枠が利用しやすい」「複数のウェブサイトで広く取組をアナウンスしてほしい」といった声が挙がった。

実験結果について、「優先利用案内により物流車両以外の駐車場の利用抑制は図られたが、事前周知の工夫等により、事業関係車両や日常生活での使用等の利用可能な車両への周知も必要」「駐車場の利用状況に応じて、予約時間帯を変更する等、柔軟に対応できる仕組みづくりを検討」「予約サイト内で駐車可能な車両サイズを明示する方法について検討」「事前広報の改善及び強化(取組内容、案内方法、対象駐車場、精算方法 等)」が今後の検討事項として挙げている。

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