日通/新医薬品供給網構築へ、富山市で最後の中核拠点着工

2019年12月09日 

日本通運は12月3日、富山市で新たな医薬品サプライネットワークの中核拠点の1つとなる「富山医薬品センター」の建設に着手した。

<完成イメージ>

富山医薬品センター

<3日に行われた地鎮祭にて、玉串奉奠を行う石井副社長>

富山医薬品センターは、医薬品関連産業が集積する富山市に5階建て延床面積1万1000m2の規模で建設し、2020年12月の竣工を目指す。

センターでは、製品化された医薬品の国内供給に加え、医薬品メーカーのバックヤード機能として流通サービスも提供。原料、原薬の調達、輸入、製品輸出など、国内外の医薬品サプライチェーンを見据えたグローバルレベルでの戦略的拠点として位置づける。

規範として日本版の医薬品GDP(Good Distribution Practice:適正な流通基準)ガイドラインをクリアするほか、定温、保冷の温度管理に加え、輸出入用の保税エリアや、特殊医薬品エリアなどを整備し、サプライチェーンのあらゆるニーズに対応。保管エリアでは温度と湿度を総合監視するほか、災害などに備えた構造の採用や非常用発電設備の設置によってBCPを強化する。

日本通運は、医薬品GDPの日本への導入に伴う医薬品物流の変化に対応するため、GDPに基づく品質管理に加え、医薬品供給のBCP対応やドライバー不足への対応を含め、医薬品物流の全体最適を実現する医薬品サプライネットワークの構築を目指している。

富山医薬品センターは、このネットワーク構築の核となる国内4拠点(東日本、西日本、富山、九州)の1つで、今回の着工により4拠点すべてが建設段階へ移行した。

■富山医薬品センター概要
建設地:富山市新庄本町2-8-59
敷地面積:1万5373.79m2
建築面積:3137.70m2
延床面積:1万1243.34m2
構造:鉄骨造 5階建
設備等:耐震構造、耐火構造、非常用発電設備、防虫・セキュリティ設備 他
竣工予定:2020年12月

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