日清オイリオ、J-オイルミルズ/搾油事業で業務提携、共同配船検討

2019年10月30日 

日清オイリオグループとJ-オイルミルズは10月29日、搾油事業に関する業務提携についての協議、検討を開始すると発表した。

提携における具体的な内容は、今後、協議、検討を進めていく。搾油工程における受委託関係の構築や油糧種子および原料油脂の共同配船の体制づくりなどを通じて、効率化や安定化を追求しながら、著しく変化する経営環境下においても、品質、安全性に優れた油脂と油粕を長期に渡り安定的に供給していくことができる体制の構築に取り組んでいく。

また川下の精製工程以降においては、従来に増して、競争を促進する。これらにより、顧客との信頼関係を維持、強化し、両社のステークホルダーの皆様の
期待に応えること、製油産業をより発展させ、広く社会に貢献することを目指すとしている。

業務提携検討の範囲は「両社の搾油設備を活用した受委託」「油糧種子や原料油脂の共同配船」「原油と油粕の工場間での等価交換」「災害による工場操業停止など供給に問題が発生した場合に協力する体制の構築」。

資本提携は検討しないとしている。

今後のスケジュールは、プロジェクトでの検討に基づき、必要に応じて告知するが、2020年3月末までの業務提携基本契約の締結を目指している。

なお、日本の人口は少子高齢化による減少が見込まれており、それに伴い、国内における油脂と油粕の需要も長期的に減少するとみられる。さらには今後 TPPなどの貿易協定の進展や食資源確保における国際競争の激化など外部環境の変化が想定される。こうした環境下、国内の「食の供給」を安定的に継続していくためには、輸入製品に負けない国際競争力の維持、向上に向けた取り組みをこれまで以上に強化していく必要があることから業務提携を進めているもの。

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