PALTAC/埼玉県に、自動倉庫を備えた6.6万m2の物流センター開設

2019年10月10日 

PALTACは10月10日、大型物流センター「RDC埼玉」を埼玉県北葛飾郡杉戸町に開設し、11月から稼働すると発表した。

<RDC埼玉>

RDC埼玉

開設する「RDC埼玉」は、国内最大市場である首都圏での業容拡大に対応する
出荷能力拡大、及び労働人口減少に伴う人手不足に対応し得る大幅な生産性向上の実現を目的としている。

人手不足への対応に向けては、2018年8月に稼働した「RDC新潟」で導入済みの
「SPAID」を約5倍の規模で展開するとともに、さらなる進化に挑戦した同社最大規模の物流センターとなる。

「SPAID」導入第1弾のセンターである「RDC新潟」では、ピースピッキング作業で従来と同じ作業人員数で2倍の処理を実現するとともに、自動化・ロボット化の推進により危険作業や人への負担が多い作業の軽減などを実現している。

「RDC埼玉」においては、「RDC新潟」で蓄積したノウハウを元に進化(深化)させ、さらなる自動化・効率化に向けた機器・仕組みを導入し、人手不足の環境下においても安定した出荷を可能とする「生産性」の追求と、より「人に優しい」物流センターの実現を目指すとしている。

自動化・効率化に向けた、主な機器・仕組みでは、「MUPPS」方式(歩かない・探さないピッキング)における商品保管用トレーからのピッキング作業を自動化。AI学習機能により商品の事前登録作業や商品ごとの把持操作プログラミングを不要とした。

MUJIN社との協働により、ケースローディングロボットを採用。ケース出荷における積み付け(重い物を持ち運ぶ)作業を自動化。同一ロボットで3種別以上の出荷マテハンに積み付け可能だ。

Kyoto Robotics 社との協働により、ケースピッキングロボットを採用。パレット自動倉庫からのケース出庫(重い物を持ち運ぶ)作業を自動化。目(ビジョンセンサー)と脳(AI)の進化により商品の事前登録が不要。世界最速700ケース/hの高速ピッキングを実現した。

また、自動入庫検品システムでは、センサーによる入庫検品作業の自動化(危険を伴うフォークリフト作業不要)やドライバーの荷降し時間を削減する。

入荷予約システムでは、予約からバース誘導まで、高効率でスムーズな運用を実現。ドライバーの待機時間を削減する。

なお、BCPの観点からは、全て免震構造を採用、非常用発電機を設置、サーバー2重化による停止しないシステム体制、RDC関東・RDC横浜・RDC新潟との相互補完体制を図っている。

■概要
名称:RDC埼玉
所在地:埼玉県北葛飾郡杉戸町大字屏風 200 番地1
敷地面積:6万6620.33m2
建築面積:2万588.08m2
延床面積:4万5374.39m2
内自動倉庫:4600m2
年間出荷能力:1200億円
総投資額:230億円

最新ニュース

物流用語集