厚労省/トラック運転者の長時間労働改善のポータルサイト開設

2019年09月09日 

厚生労働省は9月9日、「トラック運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」を、9月6日に開設したと発表した。

<ポータルサイトのトップ画面>

ポータルサイトのトップ画面

<荷主企業向け情報いろいろ宝箱のイメージ>

荷主企業向け情報いろいろ宝箱のイメージ

このポータルサイトは、貨物を運送するトラック運転者の長時間労働の現状や、その改善に向けた取組、施策などを、広く国民、荷主企業、トラック運送事業者に向けて告知するために開設したもの。

主なコンテンツは、「国民向け」として、トラック運転者の仕事を知るための情報や、トラック運転者の長時間労働改善のために「国民にできること」や「やって欲しいこと」に関する情報などを提供。また、トラック運転者の1日の仕事の様子を撮影した動画などを今後追加する予定だ。

「企業向け」では、荷主企業とトラック運送事業者の双方に向けたコンテンツを提供。「簡単自己診断」では、荷主企業やトラック運送事業者が貨物運送の現状に関するチェックシートに回答することにより、トラック運転者の労働時間削減に向けて自社の取り組むべき課題を抽出できるウェブ診断ツールを提供する。この機能は今年12月頃にポータルサイトで公開する予定。

「サッと解決よろず相談」では、荷主企業やトラック運送事業者がトラック運転者の労働時間の改善を進める中で直面する悩み(改善策の進め方や改善策の発想法など)への対応策をQ&A形式で提供する。

「情報いろいろ宝箱」では、荷主企業やトラック運送事業者がトラック運転者の労働時間改善を進める上で有用な好事例を紹介する動画のほか、ハンドブック・ガイドライン・手引きなどを提供する。

そして「セミナー」では、荷主企業やトラック運送事業者がトラック運転者の労働時間改善を進める上で有用な好事例を紹介する動画のほか、ハンドブック・ガイドライン・手引きなどを提供する。

なお、トラック運転者は、他業種の労働者と比べて長時間労働の実態にある。その背景には、荷主や配送先の都合により、長時間の荷待ち時間(貨物の積み込みや荷下ろしの順番を待つ時間)や、手荷役(手作業での貨物の積み込みや荷下ろし)が発生するなど、貨物運送における取引慣行などからトラック運送事業者の努力だけでは改善が困難な問題が存在している。

このため、トラック運転者の長時間労働を改善していくためには、荷主企業とトラック運送事業者の双方が歩み寄り、そして協力しあって、取引環境の適正化に取り組むことが必要不可欠。

このポータルサイトでは、国土交通省が開設している「『ホワイト物流』推進運動ポータルサイト」と連携しつつ、荷主企業とトラック運送事業者の双方に役立つ情報を提供していく、としている。

■「トラック運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」
https://driver-roudou-jikan.mhlw.go.jp/

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