JILS/ロジスティクス大賞にトヨタ自動車のRFID活用事例を選定

2019年09月02日 

日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は9月2日、ロジスティクス推進に向けて優れた実績をあげた企業を表彰する「2019年度ロジスティクス大賞」の受賞4事例を決定した。

ロジスティクス大賞は、トヨタ自動車とデンソーエスアイによる「グローバル生産を支えるための海外物流容器のリーンなオペレーション構築~総量管理の一極集中化~ 」。

部品輸出容器の種類や数量の増加に伴うコストと海外工場での廃棄物の増加問題を解決するため、部品輸出容器の全世界規模でのリターナブル化(再利用)に取り組んだもので、リターナブル化に伴うコストの増加を抑制するためにRFIDを活用し、リターナブルラックをスムーズに返却するためのリーンな(無駄のない)オペレーションを世界規模で標準化することにより、海外工場にて指導・定着化を図った。

これにより、1.5日分の往復リードタイムの短縮を図るとともにリターナブルラックの投資に関して約数億円の投資抑制を実現した。

特に、金属対応用のRFIDについて種々の検討・検査を行った上で、金属製リターナブルラックに貼り付けて活用できることを示したことについて、今後の普及が期待される優れた取り組みであると評価した。

そのほか、技術革新賞として鹿島・前田・三井住友・鉄建・西武東京外かく環状道路本線トンネル(南行)東名北工事JVなどによる「建設業における物流ロジックの適用~i-ConstructionにおけるSCMの実現~」。

業務改革賞に日本マクドナルドの「全国約2900店舗への配送強靭化~標準化と平準化で全体最適化~」。

選考委員会特別賞に大塚倉庫の「社員を成長させる働き方改革」を選定した。

ロジスティクス大賞の表彰式と各賞の受賞記念講演は、10月25日に開催されるロジスティクス全国大会2019で行う予定。

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