大和ハウス/千葉県流山市で32万m2の物流センター着工

2019年09月02日 

大和ハウス工業は9月2日、千葉県流山市でマルチテナント型物流施設「DPL流山IV」を着工した。

<DPL流山IVのイメージ>

DPL流山IV

<位置図>

DPL流山IV

DPL流山IVは、大和ハウス工業が千葉県流山市で進めている「DPL流山プロジェクト」で建設する全4棟中3棟目の施設。延床面積は大和ハウス工業最大の32万m2で、2021年11月の稼働開始を予定している。

施設は地上5階建てで、床面積6000m2から賃貸。大和ハウス工業のマルチテナント型物流施設で初めて1フロアを周回できる両面トラックバースを採用するほか、免振システムや非常用自家発電機を設置するなど、BCPにも対応した防災配慮設計を施している。

常磐自動車道「流山IC」から2.5kmに位置し、首都圏を含む東日本全域をカバーできる立地。成田・羽田空港や東京港などへアクセスし、国内外の物流をカバーするグローバルSCMに対応可能な施設としても利用できる。

<保育施設のイメージ>

また、DPL流山IVでは働き方改革の支援として、保育・託児施設の運営や人材派遣事業を手掛けるママスクエアと連携し、最大100人を受け入れ可能な従業員専用の保育施設を併設するとともに、子育て中の労働者がDPL流山IVに入居する複数のテナント企業で働ける「マルチ派遣」を業界で初めて導入する。

マルチ派遣では、テナント企業が繁忙期や繁忙時間に人材を確保できるとともに、労働者側が働きたい時期や時間に合わせて働けるよう、ママスクエアが条件に合わせて派遣先と調整を行う。今後は、既存のDPL流山Iや今後完成予定のDPL流山II・IIIに併設する託児所にも同様の仕組みを取り入れ、DLP流山プロジェクト全体で流動的な人員を確保し、物流企業の人手不足に対応していく方針だ。

さらに、DPL流山プロジェクトでは、大和ハウスグループの大和リビングがママスクエアと連携し、従業員の住居環境までサポートする。従業員がDPL流山プロジェクトに通勤しやすいよう、大和リビングが施設近郊にある賃貸住宅の情報を提供して斡旋するほか、入居時の諸経費を優遇。あわせて、ママスクエアが従業員の住まいの手続きなどをサポートする。

<大和ハウス工業の浦川常務>

大和ハウス工業の浦川 竜哉常務は、「DPL流山IVでは、DPL流山Iの運営で得た内容やテナント企業の声を反映させ、住居から仕事場までを斡旋できる雇用確保の仕組みなど、新たな施策を取り入れる。周辺エリアでは、今後も埼玉の三郷や千葉の松戸でさらなる物流施設の開発を計画しており、これらの施設と流山の連携も将来的には図っていきたい」とコメント。

<ママスクエアの藤代社長>

ママスクエアの藤代 聡社長は、「マルチ派遣の構想は、DPL流山Iに併設した託児所で限られた保育枠を有効活用できないかという課題から生まれた。マルチ派遣も、大和リビングと連携した住宅の斡旋も日本初の取り組み。これから働き手が減っていく中、人員をシェアすることによって、限られた働き手の時間を有効に活用していかなければならない」と語った。

<DPL流山IVの建設地>

■DPL流山IVの概要
建設地:千葉県流山市平方字上谷383-2他
交通:常磐自動車道「流山IC」から2.5km
敷地面積:13万5592.56m2
延床面積:32万2226.33m2
賃貸面積:26万824.91m2(1区画あたり6000m2~)
構造:プレキャスト・プレストレストコンクリート造一部鉄骨造
規模:地上5階建て(1階~4階:倉庫、5階:保育施設等)
建物用途:マルチテナント型物流センター
主な設備・仕様:各階両面トラックバース、免震装置、全館LED照明、非常用自家発電機、トラックの入場予約システム・オンラインチェックインシステム、保育施設(最大100名)、カフェテリア(380席)、コンビニエンスストア等
着工:9月2日
竣工予定:2021年10月31日
稼働開始:2021年11月1日

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