ESR/藤井寺DC内の遺跡展示を古市古墳群世界遺産登録記念で一般公開

2019年07月17日 

ESRは7月17日、レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター(藤井寺DC)の所在地にある「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録決定を記念して、施設内の「津堂遺跡」の紹介・展示スペースを7月22日から期間限定で一般公開すると発表した。

<レッドウッド藤井寺DC鳥瞰>

レッドウッド藤井寺DC鳥瞰

<展示スペース>

展示スペース

<展示されている土器の一部>

展示されている土器の一部

レッドウッド藤井寺DCは2017年3月、大阪府藤井寺市に建設された大型物流施設。この場所は古代文化が栄えた「津堂遺跡」の範囲内で、建設に先立って行われた発掘調査で土器など多くの遺物が出土し、遺構も発見された。そこで、この施設の一角に展示スペースを設けて、出土遺物や遺構の模型を展示し、これまで予約制で公開していた。

今回、「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産に登録されたことから、それを記念して夏休みの期間、予約不要、無料で一般に公開する運びとなったもの。

津堂遺跡の発掘調査は藤井寺市教育委員会と大阪府文化財センターと協議を重ね開始し、ESRも主体となって藤井寺市教育委員会や大阪府と慎重に議論を進め、発掘方法の提案なども含めて調査を積極的に推進した。

この発掘調査により「津堂遺跡」は、古墳時代中期の2棟の屋内棟持柱構造の大型建物を含む集落跡や、古墳時代後期から飛鳥時代の灌漑設備などを含む、多くの遺構が発見され、数々の遺物が出土した。特に2棟の大型建物は、古市古墳群と関連する可能性も指摘されるという大変貴重な知見を得ることができた。

レッドウッド藤井寺DCの竣工と同時に1階エントランスホールに「津堂遺跡」紹介・展示スペースが完成した。これはESRよりこの土地の文化を継承する役割を担い、展示スペースを設けたい旨の申し入れをし、藤井寺市からの協力を頂いたことで実現したもの。

藤井寺市からこの土地からの出土土器を借り、ガラスケースに展示し、「津堂遺跡」についての紹介パネルを壁面に配し、足元には古墳時代の大型遺構の1/25の復元模型を展示するスペースを設置したもの。

<従業員の使用するラウンジ>

従業員の使用するラウンジ

<ラウンジからは外の景色が一望できる>

ラウンジからは外の景色が一望できる

なお、藤井寺DCのラウンジには、古市古墳群を抱くこの地域の起伏や山、川、平野のあり方などから着想を得てデザインされている。

■レッドウッド藤井寺DC 「津堂遺跡」紹介・展示スペース夏休み特別一般公開 基本情報
所在地:大阪府藤井寺市津堂4-435 レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター1階(南側)
特別一般公開期間:7月22日から8月30日の平日(予約不要)
開館時間:14:00-17:00 
休館日:7月27・28日、8月3・4・10・11・12・17・18・24・25日
展示品数:22
入館料:無料 
最寄り駅:近鉄南大阪線「藤井寺駅」より約2.2㎞、大阪メトロ谷町線「八尾南駅」より約2km 
近鉄バス八尾線(藤井寺駅-近鉄八尾駅)「大正橋南詰」下車 徒歩約10分
※公共交通機関利用のこと
連絡先:072-937-0556
*夏休み後の一般公開については未定
*混雑状況により開催日・時間を変更する場合がある

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