日立物流/荷役用資材(パレット)の開発・販売会社の株式を取得

2019年06月27日 

日立物流と日立オートモティブシステムズは6月27日、日立オートモティブシステムズの子会社で、荷役用資材(パレット)の開発、販売および賃貸業などを展開するパレネットの発行済み株式の70%を、日立物流に譲渡する株式譲渡契約を締結したと発表した。

日立物流グループは、中期経営計画(LOGISTEED2021)における重点施策である新たな成長機会獲得に向けた取り組みとして、株式を取得する。

一方、日立オートモティブシステムズは、さらに選択と集中による事業ポートフォリオ再編を加速し、パワートレインシステムやシャシーシステム、安全システムなどのコア事業を強化する。

日立オートモティブシステムズは、パレネットとの間でパレットレンタル事業の成長戦略の観点で協議をおこない、物流事業で蓄積された豊富なノウハウやコンサルティング力に加え、広範な物流インフラやテクノロジーを有し、顧客に最適なシステム物流ソリューションを提供している日立物流をパレネットの株式譲渡先として選定することにしたもの。

これにより、パレネットは日立物流が保有する潤沢なリソースや顧客基盤を活用し、さらなる成長、発展を図ることができる。また日立物流としては、独自リレー型のパレットレンタルシステムに強みを持つパレネットが新たにグループに加わることで、物流機材の調達管理を含めたシェアリングサービスの構築や、SSCV(Smart & Safety Connected Vehicle)の車両動態管理との組み合わせにより、サプライチェーンの可視化を図り、輸送デジタルプラットフォームの強化・拡充をめざす。

日立物流グループは、今後も最も選ばれるソリューションプロバイダをめざし、ビジネスコンセプト「LOGISTEED(ロジスティード)」のもと、コア領域を強化するとともに事業・業界を超えた協創領域の拡大を図り新たなイノベーションを実現していく。

日立オートモティブシステムズは、今後も環境負荷低減や交通事故撲滅、運転負担解消などの社会的課題の解決に取り組むとともに、日立製作所との技術革新のシナジーを通じて、持続可能な社会の実現と人々のQoL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を図っていくとしている。

■パレネットの概要
名称:パレネット
所在地:神奈川県横浜市西区高島一丁目1番2号 横浜三井ビルディング 13F
事業内容:荷役用資材パレットの開発・販売および賃貸業、物流の仕組み・施設の企画に係るコンサルタント業、合成樹脂の再生加工に関する事業、自動車運送取扱いに関する事業
資本金:2億円 (日立オートモティブシステムズ 70% 、バンテック 15% 、三菱商事 15%
設立年月日:1988年8月1日

株式譲渡前
日立オートモティブシステムズ70%、日立物流0%、日立物流グループ15% 、 三菱商事15%
株式譲渡後
日立オートモティブシステムズ0%、日立物流70% (日立物流グループ 85%) 、 三菱商事15%

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