パナソニック/世田谷区で宅配ボックス実証実験、ストレス軽減

2019年06月24日 

パナソニックライフソリューションズ社は6月24日、東京都世田谷区在住の子育て世帯を対象にした宅配ボックスの実証実験「子育て家族の受け取りストレスを減らせ!プロジェクト」を2018年12月3日より実施し、その結果を発表した。

それによると、不在時に限らず、在宅時の荷物の受け取りにおいても宅配ボックスによってストレスが軽減できることが分かった。

実証実験では、東京都世田谷区の戸建て住宅に住む子育て世帯50世帯に宅配ボックスを設置し、再配達の削減効果に加え、荷物の受け取りに関するストレスの変化を調査した。

<荷物の受け取りにおけるストレス>

荷物の受け取りにおけるストレス

その結果「宅配ボックスにより、荷物の受け取りに関するストレスは軽減されたか」という質問では、軽減されたという回答が100%となった。さらに、「子供の寝かしつけをしている時に無理に出なくてもよくなった」などの要因から、在宅時の荷物の受け取りについてもストレスが軽減されたという回答が72%になった。

<非対面での受け取り率、再配達率の変化>

非対面での受け取り率、再配達率の変化

また、実証実験のモニターに対して追加で行った調査では、荷物を受け取る方法として「受け取れれば手渡しでなくても良い」という回答が95%となり、「直接手渡しで受け取りたい」という回答は5%に留まった。

実証実験では、在宅時の受け取りにおいても宅配ボックスがストレス削減に有効であることが分かった一方で、子育て世帯は宅配ボックスに入らない大きな荷物を注文する事が多いという課題も分かった。

パナソニックはそうした課題を今後の製品開発に活かすと共に、在宅時にも宅配ボックスの利用を促す啓発活動を実施する。

なお、この啓発活動に賛同した物流系ITベンチャーYper(イーパー)からも啓発活動の認知拡大に協力を得ると共に、今後は他の企業へも協力を要請していくとしている。

■実証実験概要
受け取りに関するストレスの変化:「軽減された」100%、(「かなり軽減された」71%、「やや軽減された」29%)
運送業者と非対面での受け取り率:宅配ボックス設置前:0%→設置後:30%
再配達による待ち時間:宅配ボックス設置前:年間約72時間/世帯→設置後:年間約39時間/世帯

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