福岡運輸、Automagi/AI画像ソリューションで受注業務を70%効率化

2019年05月23日 

福岡運輸とAutomagiは、受注管理業務の入力を効率化するAI画像ソリューションの実証実験を、1~3月にかけて共同で実施した。

<実証実験の概要>

AMY

実験では、福岡運輸が手動で行っていた顧客からFAXで送られてくるフリーフォーマットの発注依頼書の入力を、Automagiが開発したAI画像ソリューション「AMY(エイミー)」に置きかえて効果を検証した。

その結果、認識精度は最大93%を達成。先行導入を予定している5事業所25人で行っている受注専門業務を8人程度で実施できることを確認し、作業工数を約70%削減。

また、FAXの画像データに記載されている企業名や、日時、商品などの文字情報を認識し、自動で抽出・入力することで、業務の省力化に加えてシステムへの入力ミスや漏れを防ぐことができた。

AMYは、AI OCR(Optical Character Recognition/Reader:光学的文字認識)と画像認識による独自の前処理技術により発注書の文字を識別し、認識された顧客・商品情報などをクラウド上でマスタ突合することで、より高精度な抽出を可能にしたソリューション。

福岡運輸とAutomagiは、今後、AMYの精度をさらに向上し、商用導入を目指すとともに、Automagiの深層学習(ディープラーニング)による画像認識の技術やノウハウと画像処理技術をもとに、受注業務だけでなく、さまざまな業務の自動化、高度化の取り組みを推進していくとしている。

福岡運輸の富永泰輔社長は、「物流業界はデジタル化が遅れており、その分IoTやAIの導入効果が大きい。今後の労働力不足を見越し、これからも積極的に新技術を取り入れ業務の効率化を図りたい」とコメント。

今後、同社では受注専門職の業務効率化により捻出した人員余力を「働き方改革の推進(労働時間の適正化)」「人員配置の最適化(人員減少への対応力強化)」などに活用していく方針だ。

Automagiの櫻井将彦社長は、「Automagiでは、ディープラーニングを中心としたAI技術による画像映像解析で、物流業界のさまざまな課題解決に取り組んで来た。福岡運輸の労働力不足を見越した施策に貢献できたことから、今後も同社を新しい取り組みの技術パートナーとして支援していく」と語った。

■AIソリューション「AMY(エイミー)」
https://www.amy-ai.com/insight/solution-logistics

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