ボッシュ/トラック、乗用車向け燃料電池の大規模生産で協業

2019年05月08日 

ボッシュは5月8日、トラック、乗用車向けの燃料電池技術の重要なコンポーネントの燃料電池スタックを生産するスウェーデンのPowercell Sweden ABと提携したと発表した。

提携のもと、2社は生産可能な固体高分子形燃料電池(Polymer electrolyte membrane (PEM) fuel cell)を共同で開発する。

ボッシュは、 これにより開発された燃料電池をライセンスのもと、世界の自動車市場へ向けて生産することになる。スタックが加わることで、ボッシュの燃料電池のポートフォリオが揃うことになり、遅くとも2022年には燃料電池を市場投入する予定。

ボッシュは、 燃料電池技術をより広範に使用するには商用車市場に最もチャンスがあると考えている。燃料電池技術のうち、スタックは、システム全体のコストのほぼ2/3を占めている。

ボッシュのシュテファン・ハルトゥング モビリティ ソリューション事業チェアマンは「ボッシュはすでに燃料電池の分野に精通しており、Powercellとの提携により燃料電池の分野をさらに強化することができる。こうした技術の商用化はボッシュが長けていることの1つ。私達は燃料電池の商用化に取り組み、 市場を形成していきます」とコメント。

長期的には、車載燃料電池の事業はボッシュにとって数10億ユーロ規模の売上を生み出す可能性がある。2030年には電気自動車のうち最大で20%が燃料電池車になると試算している。

「専門知識とノウハウの融合により、ボッシュは燃料電池技術が自動車市場に参入する機会を提供する。燃料電池技術の協業で、ボッシュ以上のパートナーはいないと考えている」とPer Wassen Powercell CEOは述べている。

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