オリックス/埼玉県松伏町で最新の7.7万m2マルチテナント型物流施設公開

2019年04月16日 

オリックスは4月16日、埼玉県北葛飾郡松伏町で3月末に竣工した大規模マルチテナント型物流施設「松伏ロジスティクスセンター」を公開した。

<松伏ロジスティクスセンター外観>
松伏ロジスティクスセンター外観

松伏ロジスティクスセンター外観

<周辺図>
周辺図

松伏ロジスティクスセンターは国道16号線内、東京都心から30km圏内に立地。地上4階建て延床面積7万7000m2のマルチテナント型で、最大8社の入居に対応できる。すでに、3・4階の一部でテナント1社と契約しており、その他の区画では入居企業を募集中。

建屋は1階と3階の中央部に車路とトラックバースを備えた構造で、非常用発電機を設置するなどの事業継続計画(BCP)に対応しているほか、環境に配慮した省電力LED照明を採用している。

グループのオリックス・レンテックとともにオリックスが開発した物流施設の入居企業へ提供している「物流ロボットフリーレント」サービスの対象施設で、追従型・自動搬送型の運搬ロボットやパワーアシストスーツなどの機器を6か月間無償で利用することが可能。

4月12日からは、Eコマース企業の庫内搬送に適したHIKVISION社の自動搬送ロボット「Latent Mobile Robot」や、ZMP社の台車型物流支援ロボット「CarriRo AD」もラインナップに加わっており、テナント企業による庫内搬送の自動化ニーズに対応する。

<メドケア社が提供する健康推進プログラム「Medically」の概要>
メドケア社が提供する健康推進プログラム「Medically」の概要

また、「働きながら健康を促進する」を施設のコンセプトに掲げており、希望者にはメドケア社の健康推進プログラム「Medically」を提供。スマートフォンアプリと連動して歩数や脈拍などの健康データを可視化できるリストバンド型ウエアラブル端末を無償で貸与し、医師や管理栄養士によるオンライン医療・栄養相談サービスが受けられる。

<フィットネスルーム>
フィットネスルーム

<カフェラウンジ>
カフェラウンジ

<足を伸ばしてくつろげるスペースも設けた>

<カフェラウンジに併設した屋外テラス、快晴時には富士山が眺望できる>

そのほか、施設の4階にはオリックスの物流施設初の取り組みとして、ランニングマシンやエアロバイクなどのフィットネス器具を備えたフィットネスルームや、約100人が同時利用できるカフェラウンジを設置。カフェラウンジにはテレビモニターや無料Wi-Fiを設置しており、従業員の休憩やテナント企業の会議、懇親会などに利用できる。

<オリックスの清田物流事業部長>
オリックスの清田物流事業部長

オリックスの清田衛不動産事業本部物流事業部長は、「ここ数年、Eコマース企業などによる直接賃借の増加や、流通加工業務の増加による倉庫内空調ニーズの拡大など、テナントニーズが変化している。2018年は市場全体で過去最大の床面積が供給されるなか需要も増加しており、空室率は低水準で推移した。また、新規ディベロッパーの参入で開発用地の取得競争が激化しており、用地費用が高騰している」と、物流業界の市況について解説。

これを踏まえ、2019年の事業計画について、「総合金融企業として有する全国の顧客ネットワークや税理士事務所、コンサルティング会社などの情報ルートを用地取得に生かすほか、市街化調整区域での開発や借地の利用など、新たな用地取得スキームにもチャレンジする。開発エリアは首都圏のほか、中部や大阪内陸部を中心に検討しており、年間3~4棟ペースで2~3万坪のマルチテナント型物件の開発に注力していく」と語った。

■松伏ロジスティクスセンターの概要
所在地:埼玉県北葛飾郡松伏町大字大川戸608-5
アクセス:外環自動車道「三郷西IC」から14km、常磐自動車道「流山IC」から13km、東北自動車道「浦和IC」から14km、国道4号 越谷春日部バイパス「赤沼」交差点から2.7km
敷地面積:4万2967.41m2
延床面積:7万7372.32m2
規模・構造:鉄骨造4建 
その他:床荷重1.5t/m2、梁下有効高5.5m、普通車駐車場約280台
竣工:3月31日

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