米国/3月のアジア発TEU0.3%増、2月のアジア向けTEU16%減

2019年04月15日 

デカルト・データマインは4月15日、アジア発米国向け(往航)2019年3月分と、米国発アジア向け(復航)同2月分の海上コンテナ輸送実績を発表した。

<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較(10月~5月)2019年3月>
アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較(10月~5月)2019年3月

それによると、3月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航)は、前年比0.3%増の110万TEUと横ばいに、1-3月累計では1.7%減の373万TEUとなった。

国別では、1位の中国発(シェア50.7%)は先月に続きマイナスで7.3%減、1-3月累計では8.4%減となった。

2位の韓国発(シェア14.8%)は7.3%増と自国分が好調で、累計では9.3%増。3位の台湾発(シェア7.2%)は26.2%増で、累計では21.4%増。4位のベトナム発(シェア5.2%)は30.4%増で、累計では23.8%増。5位の香港発(シェア4.5%)は17.6%減で、累計では15.4%減。6位のシンガポール発(シェア5.2%)は5.5%増で、累計では2.9%増となった。

日本発(直航分)は7位(シェア3.8%)で、13.1%減の4万2000TEU(累計では6.4%減)で、TS分を含む日本発合計(荷受地ベース)は3.4%減の5万7000TEUだった。日本発海外港TS分合計は1万5000TEUで、TS比率は27%。うち、韓国経由TS分は8600TEUで、TS比率は15%となった。

以下、8位がインド発(シェア3.7%)で24%増(14か月連続プラス)、累計では20.7%増。9位がタイ発(シェア3.5%)で51.1%増、累計では27.6%増。10位がマレーシア発(シェア1.3%)で3.9%減、累計では3.5%増と続いた。

主要10品目の動きで見ると、アジア発の5割を占める中国発の主力品目である家具類、機械類、電子電機(3品目で4割を占める)は前月のそれぞれ14%、11%、12%の2桁減から、7.2%減、1.1%減、4.4%増と変わり、それをうけてアジア発もそれぞれ3.7%減、8.6%増、9.6%増となった。他品目も同様の動きで、上位10品目(7割を占める)合計が中国発4.5%減に対し、アジア発では1.5%増となった。

<米国発アジア向けコンテナ輸送(復航)月次トレンド比較(10月~5月)2019年2月>
米国発アジア向けコンテナ輸送(復航)月次トレンド比較(10月~5月)2019年2月

米国発アジア10か国・地域向け(最終仕向地ベース)2月分は、1位の中国(シェア28.8%)向けが、主力の古紙、木材がそれぞれ31.9%、56.1%減で、その他品目も二桁減が続いており、中国向け合計は38%減の12万7000TEUと振るわず、2位の日本(シェア12.4%)向けも18.3%減で、アジア向け合計は15.6%減の44万TEUだった。

3位の韓国(シェア12.4%)は1.2%増、4位の台湾(シェア10.3%)は2.5%減と、4位までがアジア向けの6割を占めた。残りはインド(シェア9.3%)、インドネシア(シェア8.1%)、マレーシア(シェア4.4%)がそれぞれ、0.1%、25.3%、67.3%の増加で、ベトナム(シェア7.4%)、タイ(シェア3.6%)、香港(シェア3.4%)は、それぞれ6.2%、10.6%、8.1%の減少となった。

日本向けの母船揚げ地ベース(直航分)2月分は20.7%減の4万8000TEUで、1位が東京(シェア38.3%)で15%減、2位が神戸(シェア23.0%)で4.3%減、3位が横浜(シェア14.2%)で52%減となった。最終仕向地ベースと母船揚げ地ベース(直航)の差であるTS分は6872TEUだった。

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南石正和
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