米国/2月のアジア発TEU5.5%減、1月のアジア向けTEU4.1%減

2019年03月12日 

デカルト・データマインは3月12日、アジア発米国向け(往航)2019年2月分と、米国発アジア向け(復航)1月分の海上コンテナ輸送実績を発表した。

<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較(10月~5月)2019年2月>
アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較(10月~5月)2019年2月

2月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航)は、前年比5.5%減と、24か月ぶりに前年同月を下回り124万TEUとなった。

国別では、1位の中国発(シェア59%)で2018年9月以来連続でプラスだった前年同月比が、12.9%減と6か月ぶりにマイナスへ転じた。

2位の韓国発(シェア10.7%)が12か月連続プラスの8.8%増、3位のベトナム発(シェア6.1%)が17.3%増、4位の香港発(シェア5.8%)が16.8%増と増加するも、中国のマイナス分を埋め切るには至らなかった。

5位の台湾発(シェア4.4%)は13.9%減と8か月ぶりのマイナス。6位のシンガポール発(シェア4.2%)は11.6%増。

7位の日本発(直航分、シェア3.5%)は3.7%減の4万3000TEU、TS分を含む日本発合計(荷受地ベース)は0.2%増の5万2000TEUと横ばい。

日本発海外港TS分の合計は9000TEUで、TS比率は18%に。うち、韓国経由TS分は7000TEUで、TS比率は14%だった。

以下、8位のインド発(シェア2.7%)は15.9%増と13か月連続のプラス、9位のタイ発(シェア2.4%)は14.9%増、10位のマレーシア発(シェア1.2%)は0.6%増となった。

主要品目の動きは、アジア発の6割を占める中国発の主力品目である家具類、機械類、電子電機(3品目で4割を占める)はそれぞれ14%減、11%減、12%減となり、それをうけてアジア発がそれぞれ7.4%、1.5%、3.3%の減少となった。

他品目でも同様の動きで、全体の7割以上を占める上位10品目の合計では、中国発の11.8%減を受けて、アジア発が5.1%減となった。

<米国発アジア向けコンテナ輸送(復航)月次トレンド比較(10月~5月)2019年1月>
米国発アジア向けコンテナ輸送(復航)月次トレンド比較(10月~5月)2019年1月

米国発アジア10か国・地域向け(最終仕向地ベース)1月分は、1位の中国向けで主力の古紙、木材(2018年12月は半減)がそれぞれ25.5%減、33.5%減、その他品目も減少傾向となり、合計27%減の12万TEUと振るわず。次位の日本向けが5.8%増、韓国向けが17.8%増だったものの、アジア向け合計は4.1%減の41万TEUと2018年12月からの横ばいにとどまった。 

国別のシェアは、中国(30%)、日本(15%)、韓国(12%)の上位3か国が、米国発アジア向け全体の54%を占めている。
 
以下、4位の台湾(シェア9.4%)は3.8%減、5位のベトナム(シェア8.3%)は 29.3%、6位のインドネシア(シェア8.3%)は39%、7位のインド(シェア6.9%)は17.8%減、8位のマレーシア(シェア4%)は75.5%増、9位のタイ(シェア3.6%)は8.7%増、10位の香港(シェア3.2%)は1%減だった。

日本向けは、最終仕向地ベースが6万1000TEUと4か月ぶりに前年を上回った。

日本向け母船揚げ地ベース(直航分)1月分は、5.5%増の5万5000TEU で、1位の東京(シェア41%)は20%増の2万2873TEU、2位の神戸(シェア22%)は23%増の1万2407TEU、3位の横浜(シェア14%)は36%減の7916TEU、4位の名古屋(シェア12%)は39%増の6568TEU。

最終仕向地ベースと母船揚げ地ベース(直航)の差であるTS分は、6253TEUだった。

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南石正和
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