SGHD/新社長には決断のスピードと新しい物流を創造できる力が必要

2019年03月01日 

SGホールディングスは3月1日、4月1日付でSGホールディングス社長に就任する佐川急便の荒木秀夫社長と取締役に就任する町田公志社長による記者会見を行った。

<SGHDの町田公志社長(左)と佐川急便の荒木秀夫社長>
SGHDの町田公志社長(左)と佐川急便の荒木秀夫社長

社長を退任する町田公志社長は「2015年3月21日に社長に就任して4年間。この間、ガバナンスとコンプライアンスの確立に努めてきた。2017年12月13日には東京証券取引所へ一部上場を果たし、経営的にも売り上げ増を達成、一定の評価をいただいている。しかし、現場環境の大きな変化の中、中期経営計画でのセカンドステージに入る新3か年計画では、新しい力が必要。荷主の状況を熟知し現場をよく知る荒木社長にバトンタッチするのが最適だと判断した。現場を熟知していないと、決断は遅れ、スピードが遅れてしまう。そして、新しい物流を創造していくことが重要だと思っている」と話した。

<佐川急便の荒木秀夫社長>
佐川急便の荒木秀夫社長

新社長になる佐川急便の荒木秀夫社長は「2013年に佐川急便の社長に就任してから6年間が経過した。この間、デリバリー事業での収益性の確保を図り、先進的ロジスティクスプロジェクトチームGOALを発足し、顧客に最適なソリューションを提供してきた。また、長時間フルタイムが当たり前の職場を短時間でも働ける環境、ダイバーシティの進展により、女性にも様々な場面で働いてもらえる環境等を提供してきた」と振り返った。

なお、社長交代についての経緯については、「最初に町田社長から話があったのは去年の12月、その時は驚くとともに、お断りした。今年に入って何度か町田社長から話を聞くうちに、現場をよく知っていることが新しい物流を創造するためには必要だという考えに同調し、それなら頑張ってみようという気になった」と荒木社長。

そして「社長就任は今日決まったばかりで、具体的な方針は今のところない。ただ、国内だけでなく、海外にももっと目を向け、グローバルな展開を図っていきたい。スリランカの会社を買収しているが、この会社を使ってインド、中東・アフリカまで視野に入れた展開でグローバル市場を拡大していきたい」としている。

荒木社長は「物流は社会的なインフラ。今や物流インフラはなくてはならないものになっている。それに真摯に向き合い、今後も必要とされる企業を使命としていく」と今後に向けての抱負で締めくくった。

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