モノフル/スタートアップに出資、ロジスティクス・エコシステム実現へ

2019年02月21日 

モノフルは2月21日、サムライインキュベートが運営するSamurai Incubate Fund6号投資事業有限責任組合と、Telexistence(テレイグジスタンス社)に出資したと発表した。

サムライインキュベート運営のファンドについては、「物流」がテーマの1つとなっており、物流関連のスタートアップ企業への投資が予定されていることから、サムライインキュベートと共同でのオープンイノベーションによる事業機会創出や、それらの企業との将来的な連携を視野に入れ、出資を決定した。

一方、テレイグジスタンス社に対しては、2018年11月にシリーズA出資を完了済み。同社が開発するテレイグジスタンス(遠隔操作)技術を用いたロボットは、自動化が困難なピース単位でのピッキングなどへの活用が見込まれているため、今後は、モノフルが実用化フェーズでの顧客紹介や細やかな物流ニーズに関するアドバイスなど積極的な支援を通じ、共同で物流ソリューションの創出に取り組んでいく。

<モノフルが目指すロジスティクス・エコシステム>
モノフルが目指すロジスティクス・エコシステム

モノフルは、すべてのステークホルダーが最適化・情報化された「これからの物流」を実現できるロジスティクス・エコシステム(パートナー企業との協業や、さまざまなソリューションを組み合わせた物流業界全体のビジネスの集合体)の構築に取り組んでおり、実現に向けて、業種や規模を問わずビジョンに共感し合える企業への出資や提携を強化している。

両出資はその一環で、いずれも出資金額は非開示。

モノフルの藤岡洋介社長は、「今回のスタートアップ企業との連携では、既存企業にはない独創的なアイデアと、スピード感のある事業創造・経営による価値に期待しており、今回の出資でロジスティクス・エコシステムの実現に向けた新たな取り組みが加速される事を確信している。モノフルは、今後もRobotics/AIなど物流を効率化する関連分野に積極的に投資し、スタートアップ企業をはじめとするさまざまな業種の企業と連携・協業していく予定だ」とコメントした。

モノフルは、日本GLPのグループ会社が出資し、2017年11月に設立。社名には、「物(mono)であふれている(full)」という物流の現状を表す意味に加え、目指す未来の物流の姿である「単一の(mono)プラットフォームで遂行させる・実行する(fulfill)」という意味が込められている。

■出資先の概要
「サムライインキュベート」
所在地:東京都品川区東品川2-2-28 タチバナビル2F
設立:2008年3月
事業内容:ベンチャーキャピタル事業、デジタル・イノベーション支援事業

「Telexistence」
所在地:東京都港区西新橋2-19-5 3F
設立:2017年1月
事業内容:テレイグジスタンス(遠隔操作)技術を活用したロボティクスとクラウド・データサービスの開発・販売

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