サントス/米国・ナウトのAI搭載型ドラレコ、2019年度中に全貨物車両搭載

2019年01月30日 

一般貨物事業を手掛けるサントスは1月30日、米国の自動車分野での人工知能(AI)技術のスタートアップ企業Nautoの日本法人であるNauto JapanとのAI搭載・通信型ドライブレコーダー「ナウト」の日本国内の輸送業としての実証実験を終了したと発表した。

<ナウト車載機(車内から撮影した画像)>
ナウト車載機(車内から撮影した画像)

<ナウト車載機(車外から撮影した画像)>
ナウト車載機(車外から撮影した画像)

<ナウト撮影画像1>
ナウト撮影画像1

<ナウト撮影画像2>
ナウト撮影画像2

2019年度中に、サントスが所有する全貨物車両への「ナウト」の搭載を目指す。

サントスとNauto Japanは、乗用車とは全く異なる車格・動きをするトラックでの効果検証のため、サントスの所有車両を使って2018年8月1日より実証実験を開始。12月末までの5か月にわたる実証の結果、「ナウト」はトラックでも危険検知をし、管理者向けに通知、管理ツールを提供するとともに、ドライバーを支援できることを確認した。

「ナウト」と一般的なドライブレコーダーとの違いは、データ取得、ナウトはAIが車載機本体から必要データのみ抽出、LTE常時接続で常にウェブデータへ反映。一般的なドライブレコーダーではSDカード回収、個別にデータダウンロードをする必要がある。

リスク分析では、ナウトはセンサーによる急制動の運転傾向と映像から読み取るわき見運転などの注意力の2つの基準からAIがリスクを総合分析。一般的なドライブレコーダーは映像データから対象記録を切り出し、主にセンサーや車両データによる急制動の運転操作の傾向を分析。

運行履歴では、ナウトは画像認識により、各ドライバーの運行履歴を自動記録。一般的なドライブレコーダーは事前に運行予約をすることで車両とドライバーを紐付けする。

検知精度では、ナウトはGセンサー数値だけでなく、波形や映像を元に正誤判断。検知精度が高く誤検知が少ない。一般的なドライブレコーダーはバンプ(段差)などの誤検知があると振り分け作業の負荷が大きい。

サントスでは、実証実験の結果を活用しながら、2019年度中に所有する全車両への導入を目指し、急ピッチでこのプロジェクトを進行していくとしている。

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