ラクスル/運送情報の企業間連携をオンライン上で可視化、新ハコベル誕生

2019年01月24日 

ラクスルは1月24日、運営する物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」が、2月12日から、一般貨物(2tトラックや4tトラックなど)を取り扱う運送会社向けに物流業界全体を効率化するための新サービス「ハコベルコネクト」の提供を開始すると発表した。

<新サービス体系、サービス名称>
新サービス体系、サービス名称

<ハコベル コネクトのサービス概要>
ハコベル コネクトのサービス概要

「ハコベルコネクト」は、各運送会社が保有する案件情報や、運送業務に関する情報をオンライン上で可視化し、運送業務に関係する複数の企業が情報をスムーズに連携できる仕組み。

業界課題の根本にある“情報の断絶”を取り払うために、紙・電話・FAXなどのアナログな業務をデジタル化し、一つの案件に関する情報を複数の運送会社やドライバーと共有することで、情報伝達にかかる手間が大幅に削減されるだけでなく、伝達ミスもなくなる。

「ハコベルコネクト」の提供開始に伴い、2月12日よりハコベルのサービス体系とサービス名称が新しくなる。新サービス「ハコベルコネクト」は、物流業界最大の課題であるドライバー不足を解消するための一般貨物事業者及び大手物流荷主向け求配車サービスとなる。

これまで運送会社と荷主のマッチングサービスとして提供してきた「ハコベル」は、軽トラックやカーゴなどを扱う軽貨物事業者と荷主のマッチングに特化し、名称を「ハコベルマッチング」に変更する。

<ラクスルの松本恭攝社長>
ラクスルの松本恭攝社長

ラクスルの松本恭攝社長は「ハコベルは軽貨物が中心だと思われているが、現在は半数以上が一般貨物。その一般貨物に特化し、荷主が大手物流荷主、運送会社が一般貨物事業者とした新しいサービスがハコベル コネクト。運送業界の大きな課題がドライバー不足。絶対数と生産性の効率化の両面で解決するしかない。物流業界特有の荷主・元請事業者・下請事業者の多層化も課題で、それらの情報も横のつながりがなく、全体としては非常に非効率となっている。求配車の課題だけでなく、物量がピーク時にどうするのか、パートナーの車のカタチ(車高や車幅等)等、さまざまな課題にもシステムとして挑戦していく」と話した。

また、ラクスルの泉雄介取締役ハコベル事業本部長はハコベルの未来形について「ハコベルコネクトはその名の通り、今あるシステムと繋げられることが特徴。将来的に日本一大きな物流のデータベースを作りたい」と抱負を述べた。

<左からラクスルの松本社長、コクヨロジテムの巾田センター長、ハマキョウレックスの野嶋部長、ラクスルの泉取締役>
左からラクスルの松本社長、コクヨロジテムの巾田センター長、ラクスルの泉取締役

なお、「ハコベル コネクト」サービスの概要説明の後、ラクスルの2人に、「ハコベル コネクト」導入予定のコクヨロジテムお納め本部首都圏配送センターの巾田貴紀センター長、ハマキョウレックス輸送統括部の野嶋法弘部長を加えた4人によるパネルディスカッションが行われた。自社の課題、IT化する物流業界、物流業界の未来をテーマに意見を述べ合った。

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