米国/11月のアジア発TEU実績4%増、10月のアジア向け実績6.7%減

2018年12月11日 

デカルト・データマインは12月11日付で、米国海上コンテナ輸入(往航)の11月実績と、アジア向け海上コンテナ輸出(復航)の10月実績をまとめた。

<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送(往航)月次トレンド比較(12か月・3年間)2018年11月>
アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送(往航)月次トレンド比較(12か月・3年間)2018年11月

アジア主要10か国・地域発TEU(B/L・母船積地ベース・実入り・FROB含まず)の11月実績は、4%増の142万TEUで21か月連続のプラスとなった。

アジア発米国向け主要品目の動きでは、首位の家具類は69%を占める中国発が9.9%増で、アジア発全体も9.1%増。2位の電子電機のみ中国発が4.9%減、アジア全体も7.4%減と減少したが、次位の機械類、プラスチック、自動車関連、鉄鋼、繊維品は中国発がそれぞれ9.3%、11.6%、8.3%、11.3%の増加と、全体的に関税引き上げ前の前倒しを伺わせる動きとなった。

国・地域別では、アジア発1位の中国発(シェア61.7%)は前年比4%増、1~11月累計前年同期比6.9%増と堅調。

2位の韓国発(シェア10.8%)は、自国分が4.6%増に対して、中国発TS分(22%増)や日本発TS(50%増)などが加わり、直航分が8.8%増(累計14.9%増)となった。

3位の台湾発(シェア5.9%)は12.9%増で、累計では1.2%増に。4位のベトナム発(シェア4.7%)は0.6%減と横ばい(累計18.5%増)で、5位の香港発(シェア4.2%)は9.4%減(累計6.8%減)、6位のシンガポール発(シェア3.9%)は6.5%増(累計0.8%減)となった。

7位の日本発(シェア3.9%)直航分は3.9%増(累計4.4%減)で、TS分を含む日本発合計(荷受地ベース)は、6.9%増の5万8000TEU。韓国とアジア他港を経由する日本発TS分合計は1万TEUで、TS比率は18%となった。

8位のインド発(シェア2.6%)は17%増(累計18.8%増)。9位のタイ発(シェア2.2%)は1.7%減(累計9.2%増)。10位のマレーシア発は、先月の12.1%減に続き21.1%減(累計13.6%増)だった。

アジア発に対する米国港湾の動きは、ロスアンゼルスが10%減で西岸5港合計は2.7%減。東岸・ガルフ5港合計は14.6%増となった。

<米国発アジア10か国・地域向けコンテナ輸送(復路)月次トレンド比較(12か月・3年間)2018年10月>
米国発アジア10か国・地域向けコンテナ輸送(復路)月次トレンド比較(12か月・3年間)2018年10月

また、米国発アジア10か国・地域向けの10月実績は、中国向けの古紙や木材、プラスチックなどの減少を受けて前年比6.7%減の50万TEUとなった。1~10月累計では、0.4%減の508万TEUだった。

特に、アジア向けの32%を占める1位の中国向けは28%減の16万TEUで、1~10月累計では23%減の18万TEU。2位、3位はそれぞれ12%を占める日本向けと韓国向けが6万TEUで並んだが、累計では日本向けが61.7万TEU(0.7%増)、韓国向けが53.5万TEU(3.3%増)となった。

日本向けでは5大港向けが22.3%増と好調で、1位の東京が23%増、2位の神戸が32%増、3位の横浜が40%増となった。

アジア向け(復航)の船社別シェアは、ONEが8万TEU(シェア16%)で1位だった。

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