JICA/ネパールの物流促進、道路復旧支援へ最大10億円無償贈与

2018年10月29日 

国際協力機構(JICA)は10月25日、カトマンズでネパール政府と「シンズリ道路震災復旧計画」を対象に、10億4700万円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結した。

<署名式>

シンズリ道路震災復旧計画では、ネパール地震で被害を受けたシンズリ道路の復旧に向けて、5か所を対象に地すべり対策工事などの実施を予定している。

シンズリ道路は首都カトマンズと東テライ地域を結ぶ山岳道路で、この地域の人と物の移動を支える重要な路線。日本からの無償資金協力で2015年3月に完工したが、4月25日に発生したマグニチュード7.8のネパール地震によって道路の沈下や亀裂などの被害を受けた。

JICAは、優先度の高い12か所で一時的な防水対策や仮設迂回路の建設などの応急復旧工事を支援し、当面の通行に支障を生じさせないよう対策を講じたが、継続的な豪雨などにより浸食が進み、道路が崩落する危険性が高まっている。

今回の復旧工事では、道路利用者の通行の安全と物流の促進を図り、社会経済の発展に寄与することが見込まれている。

■シンズリ道路震災復旧計画の概要
国名:ネパール
実施予定期間:35か月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関:公共事業運輸省道路局
対象地域・施設:シンズリ郡

最新ニュース