JICA/ナイル川に架かる新橋の建設で国際回廊の整備を支援

2018年10月23日 

国際協力機構(JICA)は10月23日、ウガンダ共和国・ジンジャ市で国際協力機構(JICA)が円借款で支援する「ナイル架橋建設事業」の完工式を開催したと発表した。

<完成した新橋>

この事業は、ウガンダの首都カンパラから約80km東のジンジャ県に位置し、ケニアのモンバサ港からカンパラへと続く東アフリカ北部回廊上を流れるナイル川に、新しい橋梁及びアクセス道路等を建設するもの。

ウガンダでの東アフリカ北部回廊の輸送能力を増強し、安全な交通を確保することを目的としており、同国内でも経済成長の象徴的構造物として注目されている。

これまでジンジャ県でのナイル川の通行には、1954年に建設された橋梁(ナルバレ橋)が利用されてきた。ナルバレ橋は水力発電所のダムも兼ねており、ウガンダにとって交通、物流及び電力供給の生命線だったが、片側1車線の狭幅員であることに加え、老朽化が進むなど、近年、円滑で安全な交通の障害となっていた。

また、モンバサ港とカンパラ間の交通量は今後も増加すると予測されており、新しい橋の建設が急務だった。このような状況の下、同国政府からの要望を受け、JICAはウガンダ初の単独借款案件として、2010年11月に円借款貸付契約に調印し、新橋及びアクセス道路等の建設を支援してきた。

なお、本事業の施工管理はオリエンタルコンサルタンツ、エイト日本技術開発、Pyunghwa Engineering Consultants Ltd.による共同企業体が行い、施工は銭高組・現代建設による共同企業体が2014年4月から建設事業を開始し、4年半の歳月をかけて完工となったもの。

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