エア・ウォーター/神奈川県厚木市に低温物流センター稼働

2018年10月02日 

エア・ウォーターは10月1日、神奈川県厚木市で、グループ2社の低温物流施設と菓子工場で構成する複合施設の稼働を開始した。

<全景>
全景

<建物外観>
建物外観

新施設は東日本エア・ウォーター物流が運営するエア・ウォーター厚木低温物流センターと、チルドデザートなどの菓子類を企画製造・販売するプレシアの本社工場で構成している。

90億円を投じ、1万6000m2の自社所有地に、地上6階建て総延床面積2万3000m2の建屋を建設した。

<厚木低温物流センター1階の荷捌きエリア>
厚木低温物流センター1階の荷捌きエリア

このうち、1・3階の1万3000m2が低温物流センターになっており、1階に3室、3階に5室の冷凍・冷蔵倉庫を完備。

5・6階に設けたプレシアの本社工場で生産した洋菓子類や、グループ会社が生産したハムなどの食品類を取り扱うほか、3PLでグループ外企業の物流も請け負う。

<プレシア本社工場のロールケーキ生産ライン>
プレシア本社工場のロールケーキ生産ライン

プレシアの本社工場は、低温物流センターに併設したことで、製造から在庫・保管管理、配送までの一貫体制を構築し、効率化と物流品質の向上を実現した。

エア・ウォーターは、物流が将来を見据えた事業成長の重要な鍵を握ると考え、グループの全事業領域で物流の一元化を課題に掲げ、物流体制の見直しを進めている。

中でも、成長分野の農業・食品事業には最注力しており、大消費地をターゲットにしたグループの食品物流の要となる拠点として厚木低温物流センターを新設したもの。

物流一元化と合わせて、戦略的な自社物流拠点の設置による地域密着型物流基盤の整備を今後の事業成長に不可欠な要素と認識。

今後の市場成長が見込め、高圧ガス輸送で培った定低温技術を生かせる食品物流で、2013年に北海道札幌市、2014年に岩手県釜石市で低温物流センターを新設し、積極的に事業を拡大している。

厚木低温物流センターが稼働したことで、北海道・東北・首都圏を結ぶ低温物流ネットワークが構築されたことになる。今後は、食品業界での共同物流も視野に、さらなる食品物流事業の拡大を進めていくとしている。

■施設の概要
所在地:神奈川県厚木戸室5-32-1
敷地面積:1万6206m2
建物面積:7553m2(総延床面積:2万3393m2)
構造:鉄骨造・地上6階建
総投資額:90億円(プレシア工場の生産設備投資額24億円を含む)
稼働開始:10月1日

■エア・ウォーター厚木低温物流センター(1・3階)
事業運営:東日本エア・ウォーター物流
延床面積:1万2995m2
倉庫(温度帯別):1階(3室)冷凍倉庫(マイナス30℃)729m2、冷蔵倉庫(0℃)1475m2、1095m2
         3階(5室)冷凍倉庫(マイナス30℃)524m2、冷凍倉庫(マイナス20℃)930m2、冷蔵倉庫(0℃)759m2、冷凍・冷蔵倉庫(0℃~マイナス20℃)1494m2、1455m2

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