コカ・コーラ ボトラーズ/ 広島県三原市の自動倉庫、完全復旧は年末

2018年08月15日 

コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングスは8月13日、 西日本豪雨により浸水した広島県三原市の本郷工場について自動倉庫の完全復旧は、今年末という見通しを公表した。

<本郷工場に隣接する物流拠点(7月9日撮影)>
本郷工場に隣接する物流拠点(7月9日撮影)

<2m以上浸水した本郷工場(7月7日撮影)>
2m以上浸水した本郷工場(7月7日撮影)

本郷工場は、3つの製造ラインがあり、全体の約5%の製造能力を持ち、隣接の物流拠点は自動倉庫を備えたエリアの中核物流拠点で、被災時、最盛期に備えた製品在庫約150万ケースを保管していた。

河川氾濫による浸水し、被害は広範囲におよび、当初は製造設備3ラインすべて操業不能、自動倉庫機能停止、工場敷地内の社員寮居住不能となった。

製品在庫は浸水被害により廃棄見込み、被災地域内で2000台以上の自動販売機、クーラーなどが被害を受け、鉄道、道路網寸断により、交通網が混乱。物流手段の確保が困難になった。

被災地域には他の地域から製品を供給しているが、猛暑により需要が急増しているため、製品供給・物流への影響は継続している。

同社資産や在庫への被害、交通網の寸断等に伴う製品供給への影響等も含め、事業および業績への影響を精査中。2018年通期業績予想は、現時点で被害の影響を合理的に算定することが困難であるため未定としている。

なお、浸水被害を受けた工場設備と在庫等の簿価は約90億円で、通期業績予想は、被害状況の精査、製品供給・物流体制の見直しによる影響を踏まえた上で改めて公表する。

現状は、物流拠点の清掃作業を完了し、現在手作業で運営中だが、自動倉庫の完全復旧は2018年末頃を見込んでいる。

製造設備は、復旧に向けた調査を実施中なるも、相当期間、操業不能見込み。

製品供給は、同社サプライチェーン内で製品製造・調達先の確保を進めている。

本郷工場のみで製造されていた製品を含む7SKUの販売を休止している。

猛暑による需要急増に加え、本郷工場と物流拠点の操業停止により、今後も製品の供給制限が予想している。

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