千葉県柏市内の倉庫に荷下ろしされたコンテナ/「アカカミアリ」発見

2018年06月11日 

東京都港湾局と環境省は6月11日、東京港青海ふ頭で荷揚げされ、千葉県柏市の事業者敷地内で荷下ろしされたコンテナ内の扉から発見されたアリ(アカカミアリの働きアリ、死骸約100個体)が、専門家の調査により、アカカミアリと確認されたと発表した。

<今回確認されたアカカミアリ(千葉県生物多様性センター提供)>
今回確認されたアカカミアリ(千葉県生物多様性センター提供)

アリは、台湾の高雄港を出港し、東京港で陸揚げされ、陸路で柏市の物流倉庫に運ばれた貨物の容器外部に付着した状態で死骸が発見された。

確認されたアリはすべて死骸だったが、現場では千葉県が粘着トラップとベイト剤(殺虫餌)を設置し、拡散防止の措置を行っている。

東京港では、このコンテナが一時的に留め置かれた地点の周辺の緊急調査を行ったが、新たなアリは確認されていないという。

経緯は、5月19日に台湾の高雄港から当該コンテナを積載した船舶が出港、同月24日東京港に入港し青海コンテナふ頭に陸揚げ、29日に青海コンテナふ頭からコンテナを搬出、30日コンテナを柏市内の倉庫へ搬入、荷降ろし中に物流業者が貨物の容器外部に付着した虫の死骸を発見し、販売先の業者に連絡し、販売先の業者が輸入業者へ報告。

6月1日、輸入業者が検査会社に異物検査を依頼し、その後柏市に通報、同月6日に検査会社より輸入業者に虫の死骸がトフシアリ属のアリとの検査結果を報告、7日輸入業者が柏市に連絡し、柏市から千葉県生物多様性センターに報告、千葉県自然保護課より関東地方環境事務所へ連絡した。

8日には千葉県生物多様性センターが物流業者立会いのもと発見地点周辺に粘着トラップとベイト剤を設置、8日と9日に東京都が東京港のコンテナが一時的に留め置かれた地点周辺において調査を実施、疑わしいアリは確認されなかった。

なお、10日に専門家がアカカミアリであることを確認した。

引き続き、関係機関と連携して、ヒアリ等の防除と注意喚起を実施していく。

<今回アリが発見された場所>
今回アリが発見された場所

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