オムロン/10億円投じ、中国に制御機器の第2工場増設

2018年06月08日 

オムロンは6月8日、中国の製造現場で旺盛な自動化需要を捉え、制御機器の生産を担うオムロン上海(中国上海市)に第1工場に続く、第2工場(OMS第2工場)を増設すると発表した。

「中国製造2025」の節目となる2025年までを見据え、ロボットや制御機器の供給を担保できる最適な生産能力を確保すると共に、自らも人件費高騰などの影響を吸収する高い柔軟性と生産性を持つ、生産ラインを構築する。

オムロンはOMS第2工場をオムロンが目指すモノづくり現場を革新するコンセプト“i-Automation!”のモデル工場と位置付け、中国に生産工場を有する製造業各社に課題解決策を提示することで、「中国製造2025」の実現に貢献し、中国市場における事業のさらなる拡大を目指す。

中国では、製造現場の人件費高騰や人手不足が深刻化する中、製造現場の自動化が急速に進んでいる。

中国政府が主導する「中国製造2025」の下、製造現場のスマート化に向けた自動化や省人化投資として、制御機器や産業用ロボットの需要が拡大し続けている。

これらの需要を捉え、オムロンは、OMS第2工場を増設し、2020年度時点で中国で2017年度比2倍の生産能力を確保し、中国を中心にグローバルに需要の高まり続ける光電センサーや近接センサーなどのファクトリーオートメーション用制御機器を増産する体制を構築する。

また、第1工場内には、産業用ロボットの生産ラインを新設し、拡大する中国の産業ロボット市場に対応する生産体制を整える。

■オムロン上海第2工場 概要
投資総額:10億円(建物改修4億円、設備投資6億円)
工場規模:延床面積9102m2(第1工場1万4612m2)
生産能力:月産170万台(2020年度時点のセンサー本体の生産数)
生産品目:主力センシング機器(各種光電、近接センサー等)
稼働開始時期:2018年7月

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