郵船ロジ/台湾物流企業を買収、自動車関連物流強化

2018年06月07日 

郵船ロジスティクスは6月7日、台湾法人Yusen Logistics (Taiwan)が自動車アフターマーケットで台湾大手物流会社のUryi Logistics Solutions(Uryi LS 社)の買収手続きを完了したと発表した。

<Uryi LS社の倉庫>
Uryi LS社の倉庫

この買収により、両社の強みを有機的に結びつけて、自動車関連物流を更に強化する。

Uryi LS社は桃園市に本社を置き、自動車アフターサービスパーツを扱う大手物流会社。

本社内に自動車アフターサービス業務を扱う約1万8500m2の倉庫を有し、欧米系自動車・自動車部品メーカーを中心に、台湾国内の販売会社・修理会社に提供する多品目にわたるアフターサービスパーツの入出庫・保管などの庫内業務を独自のWMSを使って管理し、顧客の要望に合わせたオーダーメイドのサービスを提供している。

Uyri LS社の既存顧客は、郵船ロジスティクスが得意とする海上・航空フォワーディング、国内輸配送、通関業務などの各種サービスを提供することでワンストップサービスを実現し、顧客の業務効率化につながるソリューション提供が可能になる。

台湾法人の既存の顧客に対して、Uyri LS社の得意とする自動車アフターサービスパーツの各種コントラクト・ロジスティクスサービスの提供が可能になる。

双方の事業を組み合わせることで、顧客のサプライチェーンの最適化につながる提案が可能となり、シナジー効果が期待できる。

台湾では2016年から始まった自動車の貨物税減免措置による新車購入需要の高まりを背景に、新車販売台数は堅調に推移している。

その中でも輸入車の販売台数は10%以上の増加が継続し、新車販売全体の約40%を占めるまで比率が上がっている。輸入車の販売増加によってアフターマーケットの物流需要増も見込まれる中、Uyri LS 社を買収することで自動車関連物流の更なる拡大を図るとしている。

Yusen Logistics (Taiwan)は、台湾北部では計5か所・約5万4000m2の倉庫拠点を有し、自動車関連部品のみならず、電子機器関連品の取り扱い、化粧品等リテイル業界向けe-Commerce 物流にも参画するなど、海上・航空輸送サービスとコントラクト・ロジスティクスを組み合わせた幅広い事業を展開している。

一方で、自動車アフターマーケットでの取り扱いは日系自動車部品メーカーの一部に限られていたことから、主要顧客が欧米系の自動車メーカーであるUyri LS 社のビジネスは、郵船ロジスティクスの事業を大きく伸展することになる。

■Uryi LS 社概要
名称:Uryi Logistics Solutions Co., Ltd
本社所在地:No.185, Sec2, Youshin Rd.,Gaoshan Village, Yangmei
Township,Taoyuan Country 661,Taiwan
倉庫面積:約1万8500m2

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