SBSHD/リコーロジスティクスを子会社化、株式183億円で取得

2018年05月18日 

SBSホールディングスは5月18日、リコーから、同社の子会社であるリコーロジスティクスの普通株式(発行済株式数の66.6%)を取得し、リコーロジスティクスを連結子会社化すると発表した。

株式取得額は183億円(リコーロジスティクスの普通株式180億円、アドバイザリー費用3億円)。

<リコーロジスティクスの株式持分>
リコーロジスティクスの株式持分

あわせて、リコーは100%子会社として設立する共同持株会社(JV)設立後、リコーロジスティクスの普通株式の全て(発行済株式数の1/3を超える33.3%)をJVに90億円で譲渡する。

JVへの株式譲渡後、JVの発行済株式数の33.4%の普通株式をリコーとリコーロジスティクスの重要取引先である大塚商会に対して今年8月1日を目途に譲渡する。

SBSHDグループは、この株式取得により、メーカー系物流サービスの強化を図り、物流サプライチェーンをさらに強固にサポートする体制を構築することが可能となった。

グループの3PLや不動産開発のノウハウ、また過去の物流会社のM&Aを通して培ってきた経営ノウハウを活用することで、リコーロジスティクスの更なる成長・飛躍を実現すると共に、双方のネットワークや顧客基盤、技術、ノウハウを融合させることで生まれるシナジーが、「全方位の物流機能を有する3PL企業集団」を強化し、グループの企業価値向上に有効であると考えている。

また、リコーロジスティクスの成長を通じて、現在、リコーが「第19次中期経営計画」の中で掲げている「リコー再起動」を物流面からサポートできると両社が判断し、合意に達したもの。

なお、株式取得後も、リコーロジスティクスの全ての常勤役員は留任し、経営の継続性を保つ。一方、SBSHDから非常勤役員を派遣し、グループの一体化、シナジーの拡大に取り組んでいく。

シナジー効果として、全国ネットワークの強化、機械化・自動化への対応、物流不動産の開発における事業モデルの拡大むサプライチェーンマネジメントの強化、海外事業の拡大を挙げている。

なお、これまでリコーロジスティクスが担ってきたリコーグループと大塚商会の物流業務をはじめ、既存荷主に提供してきた物流業務は、本件取引後もリコーロジスティクスが引き続き受託し、サービスを提供する。

大塚商会はリコーロジスティクスにとってリコーに次ぐ大手顧客であり、リコーロジスティクスの将来にわたる持続的な発展と企業価値の向上を実現するためには、間接的な資本参加を通じてより緊密な関係を構築することが重要であると判断し、大塚商会への株式譲渡に合意した。

リコーでは、基盤事業の強化を支えるための物流機能を担うグループ関連会社(持分法適用会社)として、リコーロジスティクスを引き続き支援する。

■異動する子会社の概要
名称:リコーロジスティクス
所在地:東京都大田区京浜島1-2-6
事業内容:運輸・倉庫業
資本金:4億4800万円
設立年月日:1964年2月1日
大株主及び持株比率:リコー 100.0%
2018年3月期の売上高717億2500万円、営業利益19億2900万円、経常利益20億5700万円、当期利益14億2800万円

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