国交省/ロシアとの船員の海技資格、相互承認で協力覚書

2018年04月17日 

国土交通省は4月17日、石井国土交通大臣が、4月16日にロシア連邦ソコロフ運輸大臣と、互いの国が発給する船員の資格(海技資格)を相互に承認するための協力覚書に署名したと発表した。

船員(船舶職員)は、1978年の船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約(STCW条約)により、各国政府が発給する海技資格の証明書(海技免状)を保有することとされている。

他国の政府が発給した海技資格を承認できるとされ、自国の船舶に外国人船員を乗船させることが可能となる。

日本人船員にとってはロシア籍船での活躍の場が広がるとともに、世界第4位の船員供給国であるロシアの船員が我が国の外航船舶に乗り組むことが可能となり、我が国外航海運の国際競争力の強化につながることが期待される。

■覚書の概要
日本及びロシアが発給した船舶職員の資格証明書について、当該証明書を有する者に対して必要な講習等を行ったうえで承認を行い、その証拠として裏書を発給する(これにより、我が国及びロシアの船員が双方の国の船舶に乗り組むことが可能となる)。

日本及びロシアは、この約束の根拠となるSTCW条約に基づき実施される訓練、資格証明について重要な変更が生じたときは、互いに通知を行う。

この約束は5年間有効であり、互いに通告がなければ、自動的に更新される。

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