アリババ/中国のオンライン宅配プラットフォーム「Ele.me」の全株式取得

2018年04月04日 

アリババグループ・ホールディング・リミテッド(アリババ)は4月3日、Ele.me株式の未保有分をすべて買い取ることを発表した。

Ele.meは、中国有数のオンライン宅配・現地サービスプラットフォームであり、今回の買収取引で想定された企業価値は95億米ドルに上る。現在は、アリババとその関連会社のAnt Small and Micro Financial Services GroupがEle.meの議決権付き発行済み株式の約43%を保有している。

買収により、アリババのエコシステムへのEle.meの統合が深まり、国内サービス・セクターでオンラインとオフラインのシームレスな消費者体験を提供するアリババのニューリテール戦略が前進する。

Ele.meの急速国内配達サービスは、オンデマンドで幅広い商品とサービスを消費者に届けるという食品配達の中核的専門能力を基礎としている。

今回商品が拡大することで、Ele.meは、現在中国全土の都市で注文品を配達している大規模な配達部門の力を効率的に活用できる。

アリババ関連の現地サービス・プラットフォームである口碑もEle.meによって補完され、広範なシナジーを実現可能。

Ele.meのオンライン宅配サービスに幅広いレストランやサービス施設についての口碑の消費者獲得・エンゲージメントの能力が組み合わされることで、アリババはオンラインとオフラインの両方で消費者に統合的な体験を提供できるようになる。

Ele.meは、独自ブランドでの営業を継続し、今後も既存のパートナーおよび小売業者と密接に協力していく。アリババは、ニューリテール・インフラへのアクセス、商品提供、テクノロジー能力を含め、全面的なサポートをEle.meに提供する。

買収が完了した時点で、Ele.me創業者の張旭豪氏はEle.meの会長となり、ニューリテール戦略に関してアリババ最高経営責任者(CEO)の特別顧問に就任する。

アリババグループのWang Leiバイスプレジデントが、Ele.meの最高責任者に就任する。Leiはアリババに2003年に入社し、アリババの消費者向け電子商取引、B2B、O2Oサービス、ヘルスケア事業で、いくつもの上級職を務めてきた。

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