伊藤忠ロジ/欧州-日本間、一貫輸送を本格始動

2018年03月12日 

伊藤忠ロジスティクスは3月12日、欧州日本間の一貫輸送(日欧シー&レイル=日本中国間は海上+中国欧州間は鉄道)サービスを、日本の顧客向けに2018年より本格的に開始したと発表した。

伊藤忠ロジは、欧州の物流大手GEFCO社と組み、日本での業務提携をベースとし、2017年には欧州と日本の最大手タイヤメーカーのタイヤの欧州日本間、往復のトライアル輸送を終え、2018年1月から日本で本格的にサービスを開始するため、大手自動車メーカー、自動車部品メーカー等の顧客と商談を開始した。

日本、ドイツ間の輸送期間は、約20~30日、海上輸送よりも早く、運賃は航空輸送のおよそ半分のコストで、海上輸送とのコスト差をこれまでよりも小さくし、競争力のある価格で提供することを企画している。

中国欧州間の鉄道輸送は、関連会社である武漢中鉄伊通物流が2015年より本格的に運営しており、北回り南回り合わせて週に40コンテナのキャパを保有して、武漢、欧州間往復で、年間1500コンテナの実績があり、2018年には2000コンテナを目指している。

日系顧客向けには、伊藤忠ロジの子会社、上海貨運を通じてサービスを提供しており、日系自動車部品会社の電子部品をはじめ、CITIC関連企業の自動車部品の欧州への運搬実績もあり、今後も拡販が見込まれる。

欧州側には、伊藤忠ロジの現法子会社やグループ会社があり、ドアまでのサービスを実施している。

なお、GEFCO社は欧州の物流大手で、欧州の自動車関連企業をはじめ有力企業の物流を行う企業。2012年より、最大株主がロシア鉄道となり、欧州と東アジアを結ぶロシアの鉄道ルートに強みを持ち、2014年より欧州中国間の輸送サービスを開始した。

2018年より、欧州日本間の一貫輸送でも安定的で競争力のある価格でのサービス提供を企画しているる伊藤忠ロジとは1996年に取引開始して以来、20年以上の提携関係にある。

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