キヤノンITS/日通等4社が需要予測システムで関連SIサービス事業を強化

2018年03月08日 

キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は3月8日、ロジスティクス・ネットワークとニチレイフーズ、オーシャントランス、日本通運の4社が、「冷凍食品におけるモーダルシフトの取り組み」で、2017年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の「国土交通省物流審議官表彰」を受賞したと発表した。

ニチレイフーズは冷凍食品やレトルト食品などを製造する、ニチレイグループの中核企業。一日に約2000種類、計1000トンにおよぶ大量の商品を扱っており、FDC(Front Distribution Center:顧客向け最終出荷拠点)別の需要予測の精度向上と日々の補充業務の効率化を図るため、2009年5月にキヤノンITSの需要予測システム「FOREMAST」をコアエンジンとした補充支援システムを構築、導入した。

過剰在庫や品薄などの在庫アラートを表示させ、問題となる商品を中心にチェックすることで、複雑な補充業務の標準化・平準化と、オペレーションコスト・在庫の削減を実現。現在、ロジスティクス・ネットワークがニチレイフーズの物流管理事業を担っている。

ロジスティクス・ネットワークとニチレイフーズ、オーシャントランス、日本通運の4社は、2003年よりLLP(リード・ロジスティクス・プロバイダー)を活用した冷凍食品輸送のモーダルシフトを開始して以降継続的に拡大し、大幅なCO2排出量の削減と省労働力化を実現してきた。

また、需要予測システム「FOREMAST」を活用した輸送の平準化や複数荷主を組み合わせた幹線輸送の共同化など、モーダルシフトの高効率化を実現する取り組みを全国各地で展開してきた。

長年にわたるこれらの取り組みが評価され、2017年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の「国土交通省物流審議官表彰」を受賞したもの。

キヤノンITSは、2009年5月に需要予測システム「FOREMAST(フォーマスト)」をコアエンジンとした補充支援システムを構築、導入し改良を重ねるなど、スキームの一環としても寄与してきた。

このシステム構築、導入、改良の実績・ノウハウを生かしながら、今後も需要の拡大が期待されている製造業や流通業などのマーケットに対し、コンサルティングからシステム開発、構築・導入、運用・保守までトータルで提供する「FOREMAST」関連のSIサービス事業を強化、拡大していくとしている。

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