仙台のサンワ商事/事業停止、負債1億円

2018年03月06日 

帝国データバンクによると、サンワ物流(資本金1800万円、仙台市宮城野区中野4-1-34、代表高橋明男氏、従業員33名)と、関係会社のサンワ商事(資本金350万円、同所、同代表、従業員1名)は2月28日付で事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。

サンワ物流は、サンワ商事の貨物自動車運送部門を分社化する形で1994年11月に設立された。

大手ホームセンター商品を主力に、ビール・飲料品、紙製品などを自社所有の大型トラック等(約25台)で運送、東北、関東、新潟方面を営業エリアとし、2009年9月期には年収入高約4億円を計上していた。

しかし、近年は燃料費やドライバー等人件費の高騰が収益を圧迫していたうえ、競合激化から受注単価も伸び悩み、2016年9月期の年収入高は約3億2000万円に減少していた。その後も業績低迷が続き、資金繰りがひっ迫するなか資金調達も限界に達し、ここに来て決済難となり、今回の事態となった。

サンワ商事は、1991年8月に設立。貨物自動車運送部門を分社化して以降は、一般貨物の運送取次を行い、2014年3月期の年収入高は約3億3000万円を計上していた。

しかし、ドライバー不足から傭車単価が高く取扱量を控えたことで収入高は低迷し、2016年3月期の年収入高は約2億2000万円に減少、過去の累損負担もあり財務面は弱体化し、同期において債務超過に陥っていた。

負債は、サンワ物流が2016年9月期末時点で約4600万円、サンワ商事が2016年3月期末時点で約1億円、2社合計で約1億4600万円だが、現時点では変動している可能性がある。

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