石油資源開発/相馬LNG基地、試運転開始

2017年12月05日 

石油資源開発は12月1日、2014年11月から建設作業等を進めていた相馬LNG基地(福島県相馬郡新地町、相馬港4号埠頭)について、試運転を開始した。

<相馬LNG基地の全景>
相馬LNG基地の全景

相馬LNG基地は、11月30日にLNGに関する基地内の設備が完成し、2018年3月の操業開始する計画で、国内最大級の23万キロリットル地上式LNG(液化天然ガス)タンク、外航船と内航船バース、LNG気化設備、LNG出荷施設などを擁する、大型LNG基地。

海外からLNGを受け入れ、LNGを気化したガスを今年11月1日より供用を開始した相馬・岩沼間ガスパイプライン(福島県相馬郡新地町~宮城県岩沼市、以下「相馬岩沼ライン」)経由で新潟・仙台間ガスパイプライン(新潟県北蒲原郡聖籠町~宮城県仙台市)へ送出する。

さらに、ローリーや内航船によりLNGを液体のまま出荷するサテライト供給の拠点となる。

基地の操業開始後は、日本海側と太平洋側をつなぐ天然ガスパイプラインネットワークの供給安定性、パイプライン沿線と基地周辺における天然ガス・LNG供給力の、さらなる向上を実現する。

試運転期間中は、基地設備と相馬岩沼ラインやLNGローリー、内航船などが連携した稼動確認と、操業開始に向けた各種法定手続きや準備作業等を進める。

12月6日にLNG船第一船が相馬港へ入港し、LNGを当基地へ受け入れる予定。

■相馬LNG基地概要
所在地:福島県相馬郡新地町(相馬港4号埠頭)
敷地面積:約20ヘクタール
受入設備
LNG外航船バース:1式(12.5万~21万m3級)
LPG内航船バース:1式(2,500m3級)※LNG内航船出荷と兼用
貯蔵設備
LNGタンク:地上式PC型23万キロリットル×1基
LPGタンク:球形1,000トン×2基
気化設備
送出能力:7.0メガパスカル、75トン/h×2基※1基はバックアップ
出荷設備
LNG内航船出荷:最大4,800?級
LNGローリー出荷:30トン/h×5レーン

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